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2006年03月30日
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カテゴリ:良い家が欲しい
今日はハウスメーカー各社の耐震比較です。
耐震比較と言っても、構造計算など出来るわけが無いため、住宅性能表示制度の、耐震等級でどの程度の等級で建てているのかを聞いていきました。
耐震比較
鉄骨メーカーの構造躯体は、大きく分けて2種類の工法がありました。一つは鉄骨軸組工法、一つはユニット工法とと呼ばれる工法です。
工法は、会社によって呼び名が違います。軸組工法は、柱と梁、そして耐力壁と呼ばれる壁で躯体を支える工法です。ユニット工法は、鉄骨で長方形の箱を作り、それを組み合わせて家を造る工法です。流石に各社、家の耐震性には自信があるようですね。
また、大きな地震時に、軸組工法の場合は、耐力壁内のブレース構造部が壊れるようになっているようです。地震後の対応も聞いて行きました。

積水ハウス
地震後の耐力壁の手直しも考慮して、壁体を外せるようになっている。メンテも考慮した造りは好感が持てる。外壁は、サイディングボードからダインコンクリートと呼ばれる発泡コンクリート(ALC)まで幅広く選べる。
外壁をダインコンクリートにすれば耐火性能は高いが、価格も高い。発泡コンクリートの外壁のカテゴリがあるのは、積水ハウスとへーベルハウスだけ。

へーベルハウス
地震に強く、火災にも強い。標準で制震構造で作っているのはここだけ。外壁にALCを使用し、耐火性能はダントツ。標準で殆ど耐火構造のため、耐火造で建てる場合は、このメーカーだと追加費用が少ない。
大きな地震後の躯体の手直しは必要ないように作ってあるとのこと。(ブレース構造部分に記憶合金を使用し、変形しても元に戻る)
耐震実験のビデオを見たが、非常に丈夫そう。

トヨタホーム
標準の外壁がセラミックで、耐火性能が不明。構造は120ミリの鉄骨柱を使用し、見るからに頑丈そう。地震の公開実験では、阪神淡路大震災レベルの地震では、構造躯体は全く手直し無しで使い続ける事が出来ると言う話。殆ど重量鉄骨のような作りで、開口部が広くできる。
標準で準耐火仕様とのこと。

パナホーム
高い耐震力があると宣伝している割には、初期の提案は耐震等級2で提案するとのこと。この営業戦略は??宣伝で「丈夫だ、丈夫だ」と言っているのだから、提案時の耐震仕様をせめて最高グレードにすれば良いのに。(コストそんなにかからないでしょ)地震後も、耐力壁の手直しは必要ないとの話。
ここも公開地震実験の様子を納めたビデオを見ましたが、非常に丈夫に作っています。

ダイワハウス
地震等級は、初期提案は必ず3等級仕様で行うが、客の要望に応じて変化すると言う話。壁体を鉄骨に固定しているため、地震後の耐力壁の手直しは結構大変な工事になってしまう。費用は判らないとの返事。構造計算には入っていないらしいが、壁体を固定しているため、地震時の耐震力は、計算上より実際は高いようです。

セキスイハイム
基本的に、トヨタホームとほぼ同じ工法を取っている。ここも耐震実験のビデオを見たが、非常に丈夫。
外壁が標準でSFCボードと呼ばれるコンクリートと木繊維を組み合わせたボードを使用。(名称はシルテックだと思う)耐火実験データを見ましたが、どうやら壁体からの延焼はなさそう。

総括です。
流石に鉄骨メーカーは、地震対策には各社自信があるようです。皆さんこれを売りにしていますね。地震実験のビデオを見ると、阪神淡路大震災時の2.5~3倍くらいまでのエネルギーの検証実験を行っています。
実験の様子を見せてもらった会社は、今の所3社ですが、屋内のクロスが破けたり、外壁の一部が壊れる程度で、構造躯体には大きな損傷はありません。簡単なリフォームで、その後も住み続けられそうです。
外壁に関してですが、セキスイハイムで詳しい話を聞きました。耐火実験のデータを見せてもらいましたが、通常はまず壁体からは延焼しそうもないです。これは、良く使われているサイディングボードでも、まず壁体からは延焼はしないそうです。一応安心しました。





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最終更新日  2006年03月30日 06時18分44秒
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