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カテゴリ:日本の財政問題
YAHOOのニュース見てたら、「消費税10%、民自が合意」と言う記事が載っていました。
やっとかよ、と言う気分ですが、少し前進でしょう。 以前にもチラと書きましたが、やっぱり自民党は最終的には賛成しましたね ブログでも書いてますが、定量的に見れば増税が必要だというのは明らかなんですが、ネット上の議論は何故か???な方向に行っています。 定量評価と言うのは、前提条件が同じなら誰が計算しても同じ結果になります。 日本の財政はかなり極端なので、多少の認識違いがあっても結論は変わらないだろうと思うのですが 私の職場でこの問題を話すと、消費税は上げないとしょうがないという意見の方が多いので、ネット上の議論と比べると、違和感と言うか、ギャップを感じます。 消費税に反対するのは結構だが、主張をするなら、せめて数字的なものは把握してから言ってほしいと思う。 まぁ、これは投資でも同じことが言えるのですが、投資は自分で銭を入れて、間違えれば自分が損失を被るだけですから、他人がとやかく言うことはありませんが、国の財政は判断する本人だけの問題ではありませんから、せめて客観的な数字と言うものをキチンと把握して欲しいものです。 なんでこんなことを書いているかと言うと、日本の財政問題を書いているときに、「私は思い込みが激しい」なんてことを書かれたからです。 カチンと来ましたね 客観的な「数字」をガン無視している人にこれ書かれたのでね 思い込みが激しいのはお前だろ 投資でも、数字を無視して判断してる人というのは結構います 掲示板を見ると、結構笑える書き込みがあります 私の印象に残っているものを例示してみましょう 私は以前、花王と言う会社の株主をしていました。 2002年~03年くらいまででしたかね、良く覚えてませんが 花王は業界大手の優良企業です。どちらかといえばディフェンシブな値動きの大型株で、大きな値動きをする会社ではありませんでした。 で、私が保有中に、花王は「ヘルシア緑茶」と言う健康補助食品を発売して、それが大ヒットしていました。売り上げ規模は100億円超 私もホルダーとしてこのニュースは当然嬉かったのですが それ以上に掲示板は盛り上がってました。 やれこれから株は上がるだの 今の株価はおかしいだの 私も当然株価が上がって欲しい立場ですから、株価上がらんかな~と思ってましたが、それらの書き込みが客観的な事実を反映していないのは判っていたので、どこか醒めた目で見ていました。 100億円の売り上げ増加、普通なら大変な数字です。 当然収益にも期待がかかるのですが・・・・・・ 花王は大企業で、売り上げ規模は1兆円を超えます。 それが100億円の増加・・・ 売り上げ変化率は1%ですww 1%の業績変化で株価が大きく動くか?答えはNOですね 株価は底堅く推移するかもしれませんが、大きく動くような材料ではないのは明らかだったのです。 人は、自分の信じたいものを信じます。 私自身そう言う傾向があるので、気持ちは判らんでもないのですが 具体的な数字を挙げて説明しても、全く受け付けない人がいる事には驚かされます 私がこういう人は決して珍しくないと言うことに気付いたのは最近です。 最近、YAHOO質問箱を見たりするのですが 株や投機の書き込みで「良い返答だな~」と言う書き込みがベストアンサーになるわけではない 投資や投機の世界では、客観性のない人は淘汰されて居なくなります。 客観性を持つということは、これらを続け、成績を上げて行く上での絶対条件です。 他山の石とせず、気をつけて行きたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年06月12日 09時44分43秒
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