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八戸市南郷歴史民俗資料館主催の「南郷文化財巡り」に参加しました。4回にわたり、報告します。上編・中編・下編の1・下編の2です。
文化財巡りとありましたが、南郷はこの時が紅葉の真っ盛りでしたので、紅葉を見るのも、目的の一つになりました。 ①南郷歴史民俗資料館 見学 ・青い目のメリーちゃん・・・昭和2年、日米親善のため、アメリカから約12000体の人形が送られ、全国の幼稚園と小学校に配られました。 しかし、太平洋戦争が起こり、敵国の人形ということで、ほとんどが処分されました。 現在残っているのは、全国で約340体です。ここにあるのは島守小学校の屋根裏にあったものです。処分するのに忍びないと、誰かが隠したのではないかと、想像されています。 ・トーチカ 本土決戦では、米軍の上陸地点を5カ所、想定していました。捷三号作戦です。 トーチカを作るために、八戸市内にあるセメント工場から、八戸高校前を通る「登り街道」を経由し、島守まで、女子中学生と老人が、そりで運びました。 軍事上の機密保持のため、毎回通路を変えたそうです。 トーチカを作った際、水が凍り、コンクリートがボロボロになってしまい、作り直したこともありました。それから80年弱経過した今も、トーチカのコンクリートは、しっかりと残っています。 ②途中、つり橋を渡ります。母袋子(ほろこ)吊り橋です。 以前は木造で、丸太を渡した作りでしたが、洪水で流され、平成7年、現在のコンクリートの頑丈な橋に架け替えられました。 ③是川西母袋子(ほろこ)にある地獄沢摩崖仏 断崖の岩場に、3体の仏像が彫りこまれていました。これが落下してしまい、現在は地上に、岩として残っています。 ④市民の森・不習岳(ならわず)・もみじ園と展望台・・・標高約375m。紅葉がきれいでした。 中編に続きます。次は山の楽校です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.11.11 09:34:07
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