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東奥日報の記事の転載です。
明治時代、仏教の原典を求めて氷雪の峰々に囲まれたネパールや鎖国状態のチベット地域に入り、 ヒマラヤを日本人として初踏破した河口慧海(かわぐちえかい)のルート特定を ライフワークにしてきた青森県弘前市在住の登山家・記録作家の根深誠さん(75)が今年9月、全容解明を果たした。 本格調査に乗り出してから30年、長年紡いだ現地の人々との縁の助けもあり、 122年前にヤク(ウシ科の動物)を伴い慧海が越えた峠をゴップカル・ラと結論づけた。 (何十年も前になりますが、講談社学術文庫に、何冊かで構成されている川口慧海さんの本を読み、感動したのを今でも覚えています。 命を奪われる可能性のある中、好奇心の塊で旅行しています。宗教上の信念もあったのかもしれませんが、すごい根性です。 この本は家にありますから、捜して、もう一度読み返してみようと思います。 最近、同じ沢木耕太郎さんが書いた「天路の旅人」が話題になっています。西川一三は第二次世界大戦末期、日本の密偵として、中国の奥深くに入りました。 その後戦争は終わりましたが、ラマ僧に扮して未知の世界を旅し続けます。その経路は、川口慧海のそれに似ています。八戸市の図書館の3館全てにありますが、全て貸し出し中で、予約しなければなりません。 現在予約している、山本文緒さんの「無人島の二人」は、私の前に予約している人が7人います。1人15日間借りられます。 多分ほとんどの人が、めいっぱい借りると思いますから、約3か月半後にしか読めない計算になります。 58歳で突然すい臓がん末期の宣告を受けた著者の、最後、数か月の日記です。 一昔前ならすぐ買ったと思いますが、現在は持っている本の処分を考えていますから、待つのはやむを得ません。 沢木耕太郎さんの「天路の旅人」は図書館に出向いて予約し、その際に、何人待ちかを質問しなければ、何人が予約しているかが分かりません。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
あらすてきですね
(2023.01.19 13:54:44)
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