X-MEN ファイナルディシジョン 見ました
映画は結構観るほうだと思うのですが、観にいくタイミングは遅め・・・この映画も遅いタイミングですね(笑)さてこの映画、キャラクターが多彩でかなり楽しめると思います。でも、結構奥深い要素も含んでいるんじゃないでしょうかね?今回は、ミュータントを人間に変える薬〈キュア〉が開発されるところから物語が始まります。ミュータントを薬で人間に変える・・・ということはミュータント=病氣 という捉え方ですよね?そこから話が大きく展開していくんです。。ある父親はミュータントである息子にこう言います「これでお前も普通に戻れる・・・」あるミュータントはこう言います「そんなモノは必要ない、なぜならあなたは“どこも悪くない”から・・・」と、、そして人間とは姿かたちが違うミュータントは、生まれ持ったその姿、能力を(悩みつつも)そのまま受け入れて生きることを選択します。その一方で、ある少女は自分の能力をその薬で無くそうとします。その能力とは、触れた相手のエネルギーを吸収してしまい、最悪相手の命を奪ってしまう能力だから。。能力を受け入れるということは、ボーイフレンドと触れ合うこともできない、寂しい人生を生きることだから。。生まれ持ったモノをそのまま受け入れて生きるのがシアワセなのか?それを変えていくのがシアワセなのか??時にその才能・能力があるがゆえの悩みや、問題がその人を悩ましたりするし。。またその悩みは一般の人にとって、なかなか理解できなかったりする・・・ちょっと考えちゃいますね。。そしてまた、その〈才能・能力〉がその人であるとしたら、それを無くしたとしたらどうなるんでしょう?その人の価値って無くなってしまうものなんでしょうか??・・・と、そんなこともこの映画では描かれています。CGや、胸のすくアクション・・・その中には奥深いテーマが織り込まれている映画なんじゃないかな??おおいに楽める映画でした♪