カテゴリ:その他
こんにちは、うさ警です。 ゲームスクールにいたころの話です。 事務から営業にまわったばかりの時です。 ある日、Mさんと言う人が個別に学校見学を行っていました。
*学校見学は決まった日に行われていますが、どうしても都合が悪いという人には各営業が個別に対応していました。
Mさんが2人の高校生に説明をしているといきなり社長が入ってきました。 で、何を思ったかその2人に対して入学案内(営業)を始めました。 生徒の作品を見せ熱を込めて語る社長。 それを真剣に聞き、学校に興味を持つ2人。(にその時は見えた)
見学が終わり2人が帰った後社長が、
「M!良かったな俺に(営業を)やってもらえて!あの2人は入学するぞ。」
「はい、ありがとうございます。」
1カ月後。 「Mさん、あの2人どうなりました?」 社長が営業した2人がどうなったか気になっていたので聞いてみました。
「ああ、あれはだめですね。かなり引いていたので入らないですよ。」
やっぱり・・・・・・・
その後、私も社長の入学案内を聞く機会があったのですが、強引なんですよ。
「社長に営業してもらった人ってはいらないんですよ。」 Mさんがぽつりと言ってました。
そして入学しないだけでも痛手(営業なので自分の成績が下がります。)なのに、困ったことに社長は自分が話した人に関しては入学して当たり前だと思っています。
「M!この間俺が話してやった2人はどうした?」
「いや、まだちょっと決まらなくて・・・・・・・」
「何やってんだ!俺が話したのに入らないっていうのはおめぇの最後の押しが足りねぇんだよ!今すぐ電話しろ!」 その場で強引に営業の電話をかけさせられていました。 そこで聞いている社長。 Mさんにかかるものすごい重圧。 電話が終わると、
「どうなったんだ?」
「もう他の学校にに決めたそうです。」
やばいのでは・・・・・・・
「ばかやろう!!てめぇが遅ぇから他に行っちまったじゃねぇかよ!何やってんだ!俺がせっかくやってやったのに!
こちらのせいにされます。
そしてある学校見学の日。 「うさ警、今日おめぇの担当(学校見学者のこと)来るのか?」
「はい、1人来ます。」
「よし、俺が俺が一緒について営業を見せてやる。」
ま、まずい!
「いえ、多分大丈夫だと思うんですけど。」
「ばかやろう、遠慮してんじゃねぇ。話をする時間になったら行くからな。」
笑顔で去っていく社長を見送る私。
来ないでほしい・・・・・・・
で、教室を見せ、生徒が作ったゲームを見せ、最後の話をする時間になったら、
「うさ警君、いいか?」
やっぱり来ちゃいました。 忘れててくれないかなぁ、なんて思っていたんですけどだめでした。 結果的には相変わらず強引なトークでしたが、元々ゲームスクール希望だったのでつぶされることなく無事入学しました。 そしたら、
「俺のおかげで入学しただろ。おめぇ儲かったな。」 鼻高々の社長。
「はい、ありがとうございます。」
「真面目にやってりゃこうしてたまには俺が助けてやるからな。」
真面目にやりたくないなぁ・・・・・・・ 後々までものすごく恩を着せられました。 クリックお願いします ↓
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最終更新日
2016年08月27日 14時58分06秒
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