カテゴリ:警備
こんにちは、うさけいです。
警備員モドキの話です。 モドキは物事ををすぐに忘れます。 特に仕事のことはまるで頭に入ってないようなんです。 なのでしょっちゅう、仕事の内容が書かれたノートや連絡ノートを読んでいます。 ある日、連絡ノートを確認すると、モドキだけノートを読んだ時の確認のサインをしていません。 「モドキさん、何日分もサインしてないけど、ノート読んでるの?」 「読んでますけどまだ暗記してないんで。」 暗記? 連絡ノートに書かれている内容は暗記するんじゃなくて、知ったり理解したりすることなんだけどな・・・・・・・ モドキの名言です。 こんな状態なので仕事はできず、当然のように支障が出ます。 ある時。 朝の引き継ぎ時前日の勤務者より、 「これは重要なことですが・・・・・」 と前置き付きで引き継ぎを受けました。 重要ですが理解しづらい複雑な内容ではなく、巡回時にやる簡単なチェックの追加でした。 そしてその日の午後。 朝言われたことをモドキがやっていませんでした。 「モドキさん、チェックやってないよ。」 「え?」 「朝、引き継ぎで言われたでしょう。」 「・・・・・・・」 いつもやらない仕事が追加されたわけですから、忘れるのは分かります。 ただ普通の人は言われたら、 「ああ、そうでした。忘れてました。」 となるはずです。 でもモドキは言われたこと自体が頭に入っていません。 つまり朝の引き継ぎが無かったことになっているようなんです。 その日の朝言われたことを、言われたこと自体忘れるなんてあり得ない・・・・・・・ 仕事ができないのも納得です。
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最終更新日
2016年08月10日 05時28分20秒
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