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カテゴリ:読書
yumyumさんのブログ「お気楽な日々」に遊びに行ったら、なんと、「つれづれノートのかわりに」というタイトルで、銀色夏生の新刊発売決定についての日記が載っていた。さすが、銀ちゃん情報が早いyumyumさんだけのことはある。
早速、角川のホームページに行ってみた。4月25日の発売だそうです。 web KADOKAWAの紹介文によると....... 「銀色夏生×HARCO」 銀色夏生”コラボ・シリーズ”第一弾! TVから流れてきた妙に気になるCMソング。歌っているのはHARCOという名のアーティスト。公式サイトにメールをしてみると、すぐに本人から返事が。二人のメールでの奇妙な交流を明らかにする新感覚エッセイ。 そういえば、去年の12月に発売された「庭ができました」の冒頭、「庭について」のところで、 「......こうやって報告し終えたら、そこでやっと家と庭というこの作品作りは終わります。今はまた次のレポートにとりかかっているところです。」 と、あったけど、次のレポートって、この本のことだったんですね。 さて、HARCOに関しては、つれづれシリーズの最終巻、「川のむこう」のP.315とP.323に書いていた銀ちゃん。こんな風に書いています。 <3月16日(水)の日記より抜粋> 「愛犬元気 11歳以上用」のCMの歌声を何回か耳にするうちに、すごく気になってきた。あの声が大好き。少年ヒーローのような声だから、アニメの声優かなと思った。 インターネットで調べたら、HARCOという人だった。その人は歌を作って歌う人だった。さっそくHARCOのCDを注文する。 <3月19日(土)の日記より抜粋> HARCOのCD「HARCO」が届いた。ちょうどきらしていたパンを買いに行くところだったので、車の中でさっそく聴く。(中略) ......あいけんげんき、じゅういっさいいじょうよう.......... こういう意味のないというか、意味だけというか、単語の集まりみたいな言葉でも、あの声だと、いいものに思える。そういうのもいいなあ。 ここまでとはいわないけど、これに近いイノセントな歌を歌ってくれないかなあ。 歌って、歌う人が意外に思ったり、ちょっと違うなって思うところにも、いい聴きどころや魅力が生まれることがあるよね。だから、プロデューサーというものが存在するのかな.......。 歌に関しては、いつも思っていることがあって、歌の中の「声」は、生まれつきの資質。才能だと思う。そして、歌の中の「歌い方、歌いまわし」は、その人の性格、生まれたあとの生き方、価値観や美意識を表していると思う。歌い方には、その人がよーくでる。 *前回、アップしたときは、この2つの日記を抜粋したのだけれど、yumyumさんから、「もう一つあるよ~。」って、教えてもらったので、追加しますね! Thank you, yumyum-san♪ <3月27日(日)の日記から抜粋> 今のところ入手できたHARCOのCDが届いた。10枚。(中略) 今、あらためて歌詞カードを見たら、普通に歌うには難しい言葉の数々だった。 この人って、どんな言葉でも素敵にメロディに乗せられるんだね.......。気難しい人かと思ったけど、文章を読むとそうでもない。おもしろいし、とても音楽がすきそう。(中略) (HARCOが創りだす音楽の中の世界に、私が憧れる何か、景色や色やあるムードがある時がある。好きなことを好きなように、いつまでもやり続けていってほしい) そっか、それでメールを送ったんだ。行動派だね、銀ちゃん!って、書いていて気付いたんだけど、3月19日の日記で「つれづれノート」終了宣言をしたすぐ後に、このHARCOのことを書いている。う~ん、なんか偶然とはいえ、因縁めいたものを感じてしまうな。 ところで、この<”コラボ・シリーズ”第一弾!>っての、気になりませんか?第一弾っていうからには、当然、第二弾、第三弾があるんだよね?!う~む、次は誰とコラボるのだろうか? 気になりますねぇ~。 「川のむこう」の発売が2005年6月25日。そして、「庭ができました」の発売が2005年12月25日。なんか、ちょうどいいペースで、本を出してくれている銀ちゃん。4月になるのが、楽しみですね! 川のむこう 庭ができました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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