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September 9, 2006
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カテゴリ:読書
「タトゥーへの旅」に続いて、銀色夏生の新刊「ものを作るということ」が発売されました。


ものを作るということ
ものを作るということ


これは、おしゃべり本第3弾として、音楽プロデューサーの木崎賢治さんとの会話を本にしたものです。で、この木崎さんですが、「つれづれノート」シリーズのファンなら、もうお分かりですね。そう、あの<キーちゃん>です。銀ちゃんは、作詞家時代に大沢誉志幸さんと組んで、「そして僕は途方に暮れる」など、いろいろとヒットを飛ばしていましたが、そのときのプロデューサーが、この<キーちゃん>こと木崎賢治さんです。

で、内容はというと......


「でも、誰もがいいこと、言ってるよね」詩人×音楽プロデューサー

詩人と音楽プロデューサーが、人生を旅するように、自由にしゃべりました。ものを作ることや、ものを作っている人が、好きです。銀色夏生おしゃべり本、その3。(Web KADOKAWAより)



今回のおしゃべり本は、いままでの3冊の中でもダントツに良いですねぇ~。何しろ、旧知の間柄ということで、とってもテンポがいいのですよ。うまく言葉のキャッチボールが出来ているって思いました。話している内容は、「つれづれ」で銀ちゃんが書いていた事(イチローの話とか)と一部ダブっているところもあったけど、それも話し相手の<キーちゃ>んがいるから、また面白く読めました。

例えば、冒頭で「タトゥーへの旅」に出てきた<エイジくん>も参加しての「タトゥー」についてのおしゃべりが載っているのですが、木崎さんが加わることによって、タトゥー話が生き生きとしているんですよ。「タトゥーへの旅」もこれくらい面白かったら良かったのにぃ~、なんて思ってしまったくらいです。


タトゥーへの旅


また、木崎さん「もの作り」に対する姿勢や語られる言葉達の中には、「うんうん、そうだよねぇ~。」って、共感するところがたくさんありました。二人のやり取りから、「こういうものの考え方もあるんだよ!」っていうところを若い人達に、ぜひ読んでもらいたいなぁ~。


さて、この本の中でちょっと発見したことをいくつか、ご紹介しますね。

まず、「女っておもしろい」に出てきた<トゥトゥさん>ですが、やっぱり「つれづれシリーズ」に出ていた<ツーさん>でした。つれづれで<ツーさん>が出てくる一場面を木崎さんに話している銀ちゃんが『となりにいたともだち(トゥトゥ)が、』って言っているんです。ちょっと、うれしい発見♪


女っておもしろい


それから、銀ちゃんが痩せたという話が木崎さんから出たのですが、これに対して銀ちゃんが『ある考え事があって、それに2ヶ月くらい集中していたら気が付くと体重が減ってた。来る日も来る日も、考えに考えて考えることに没頭してたの。』と答えています。この会話が3月30日なので、2ヶ月くらい前っていうのは、1月末くらいのことですよね。っていうことは、ちょうど、「メール交換 - 銀色夏生 × HARCO」の最後のメールが書かれたのが1月25日なので、この時のトラブルで悩んでいたのではないかな、と思うのですが、どうでしょうか?


メール交換


また、最後の方で銀ちゃんから「仕事の失敗」についての話題が振られています。『たとえば、失敗作っていうものを、どうやって自分に納得させるの?失敗したり、それとわかってて発売しなきゃいけなかったりする時』。これって、やっぱり「メール交換」のことじゃないのかな?「女っておもしろい」で、銀ちゃんが『メール交換は本としては未完成だから、失敗した~!』って言っていましたよね。もしかしたら、相当、トラウマになっているのかな?


ところで、内容とは関係ないのですが、銀ちゃんと<キーちゃん>が食事をしたレストランって、「南イタリア魚介料理 ラ・スコリエーラ」ではないかと思うんですよ。ちょうど赤坂小学校のそばにあって、二人が頼んだ「貝のつぶつぶパスタ(=アサリとドライトマトのフレーグラ)」っていうメニューもあるし。食いしん坊の私としては、いつかチェックしたいと思っています。その時は、ご報告しますねハート(手書き)

このおしゃべり本第3弾。例によって全て会話文で構成されているので、読みにくいかもしれないし、最後に肝心のところでテープが終わっていて、そこがちょっと残念だけれど、読み進むに連れて、不思議と頭の中が整理されていくような感じがします。銀ちゃんファンはもちろん、そうでない方にもおススメの一冊です手書きハート足跡








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Last updated  September 18, 2006 09:31:38 PM
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