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カテゴリ:美術・宗教
![]() 兵庫県立美術館で、ウィーン美術史美術館の「静物画の秘密展」を見てきました。 静物画とありますけど、メインはベラスケスの「薔薇色の衣裳のマルガリータ王女」です。 3歳のころのマルガリータ王女は、ふっくらしたほっぺがかわいらしい。 ドレスの模様などは、とても細かく描いたように見えるのに、そばによってよく見るとずいぶん大胆な筆遣いでした。 静物画は、前にいったオランダ絵画展だとかで見たことがあるような絵がたくさん。ヴァニタス・野菜や果物・花瓶に満載の花々・狩猟の獲物というような絵は、だいぶおなじみになりました。 あれ、これはどっかで・・・???と思うものの、本で読んだのか実際見たのか、もうすっかり忘れてしまっている ![]() きょうの展示うちでも、特に気持ち悪い表情が見覚えがあるブーガ「オレンジの花を持って笑う男」は、つい最近どこかで見覚えたはずなんですが、何だったのだろう・・・?? せっかく事前に本をあれこれ読んでいても、この程度 ![]() ウィーンでも、マルガリータ王女の肖像は見てきました。それは白いドレスを着た5歳のときのもので、青いドレスの10歳の絵は展示されていなかったので、3点とも見たかったなあと残念です。 ![]() 白いドレスのマルガリータ王女 マルガリータ王女は、15歳で母の実弟でもあり父の従弟でもある(!)オーストリアのレオポルト1世と結婚させられ、次々と産んだ子を亡くしたあげく22歳の若さで死去しました。 きょうは震災の日。今兵庫県立美術館のあるあたりは被害が大きかったと聞いています。 黙祷。
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最終更新日
2009.01.17 17:27:18
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