|
カテゴリ:暮らしのひとコマ
いま、檀一雄のエッセイを読んでいます。この前ポルトガル料理を食べに行ったとき、おすすめワインを出してもらったのですが、そのときお店の人に「このワインは檀一雄さんが暮らしていた土地のものです」という話を聞いたのです。 檀一雄、そういえばポルトガルに滞在していたという話を聞いたことあった気がする。檀ふみの父で、「火宅の人」しか知らないので、ちょっと読んでみようかなと思ったわけです。「火宅の人」も映画しか知らないのですが、無頼作家のあまりの無茶苦茶な生活にビックリして強く印象に残ってました。檀ふみがお嬢様っぽい人なので、こんな家庭に育ったとは思いもよらなかったというのもあります。 エッセイの方は、まあ本当に日本中旅して歩いて、美味しいものをたべつくしています。特に魚介類は知らない名前がたくさん登場します。この人はお料理も相当上手だったようですね。でも昭和40年代にごく普通に食べられたものも、今では高級品になってしまっているようで、残念な気がします。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.03.27 10:36:38
コメント(0) | コメントを書く |