インタレスト最新号。
先日8日、東京麺通団で「インタレスト」最新号をゲット。 昼過ぎに店に行くと、ちょうど店の前で宮前店長とばったり。「インタレストもう出てますか?」と聞いたら、「ちょっと待ってくださいね」と、店の中から包みをほどいてだしてくれた。てことは自分が東京麺通団でインタレストをもらった第1号かも。 今回の特集は「香川の三角山大集合」。その名の通り、讃岐富士こと飯野山をはじめとする、香川県に点在する「三角形の形をした(正確には円錐形の)山」の特集。飯野山や堤山など、どこから見ても三角に見える山はもちろん、見ようによっては三角に見える山、ある一点から観測したら三角に見える山、などなど、充実の大特集。 実は自分の実家は香川の丸亀市の郡家町という所なのだが、そこからだと飯野山がちょうど見事な二等辺三角形に見えるのが、ちょっと誇らしかったので、その飯野山がドドンとフィーチャーされている特集は嬉しい限り。田尾さん(田尾和俊さん。以前にも書いたけど、この『インタレスト』は田尾さんが総指揮を取っているのだ)はの指摘するように、香川県人は自分の住んでいる所の価値にちょっと無頓着に過ぎると思う。特に行政方面。 あと、この雑誌の素晴らしい所は、今回の山特集や以前の空海特集、ため池特集、橋の欄干特集のように、「可能な限り写真を集めて、それを全部載せている」こと。そしてそれを徹底させていること。量より質とはいうが、量が物を言わせることによって生じる質、てのもある。そういえば田尾さんは「タウン情報かがわ」の「笑いの文化人講座」のころから、「面白い投稿は全部載せる」ことを徹底してきた。 何事も徹底する。妥協せず全部載せる。それは意識さえすれば、おそらく誰にでも出来ることだ(その意識を常に強く持つのが大変なんだけど)。今は出版不況でどの雑誌も青息吐息だけど、この「インタレスト」の作り方に、今の冴えない状況を打破するヒントがいっぱい隠されていると思うのは、気のせいか。