|
カテゴリ:ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン
というわけで、折角引っ張ったんですから書かなきゃね(笑)
くどいようですが、取り敢えず白井光子のリサイタルは別格扱いとして。 1:シュテファン・ゲンツ(Br) & ミシェル・ダルベルト(p) ベートーヴェン「遥かなる恋人に寄す」他 5/4 ホールB5 16:45~ 335 今年の白眉はやはりこれ。って、シューベルトじゃないじゃん!? いえいえ、ちゃんとシューベルトも歌ってるのです。「ガニュメート」、 「プロメテウス」、そして「魔王」。でも、正直、一番良かったのは ベートーヴェン。古典的な歌曲にダルベルトの端正なピアノと相俟って、 前日の「白鳥の歌」よりいい出来映えでした。 2:小曽根真(p) シューベルトの歌曲と即興曲による即興演奏 5/3 ホールC 20:15~ 247 今年は、小曽根さんは惜しくも次点。まぁ、妥当な線でしょう。 今年はついに本領発揮、「野ばら」「ます」「アヴェ・マリア」「菩提樹」 即興曲 D935-4 「子守唄」を題材にジャズを演奏。ゴスペル風の「菩提樹」と 舞曲=即興曲による皮肉の利いた演奏が良かったです。 3:コレギウム・ヴォカーレによる男声合唱、フランク・ブラレイ(p) シューベルト合唱曲集と即興曲他 5/4 ホールB5 18:30~ 336 今年もいい合唱団が沢山来ましたが、個人的には一番楽しかったのはこれ。 昨年のアクセントゥスのようなとんでもないようなのが無かった分、どれも それぞれにいい、という状況だった中、合唱の「楽しさ」を聞かせてくれた 合唱団でした。「歌ってみたい」と思わせたのは、ここでした。 その他・次点 ・ヘンドリックスのリサイタル (5/4 ホールB5 20:15~ 337) 流石に名歌手。衰えたりとは言え貫禄十分。 ・プラジャーク四重奏団他 弦楽五重奏 (5/4 ホールD7 22:15~ 358) ・プラジャーク四重奏団 「死と乙女」 (5/5 ホールB5 11:30~ 432) この二つはいずれまとめて....... ・マンメルの「白鳥の歌」 (5/4 ホールB5 13:15~ 333) 若い声のテノール歌手。表現が先に立つところもまたよし。 コルボの名前がありません。実は3回も聞いているのですけどね。 意図的に外したのではなくて、演奏としては良かったけれど、やはり今年はドイツリートの当たり年。Best、って言ったら、こうなってしまいました。それだけ、今年はレベルが高かったということだと思います。 いや、実際、書くことは一杯あるんですが、本当に書き出すときりがないくらい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月10日 01時24分07秒
コメント(0) | コメントを書く
[ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン] カテゴリの最新記事
|