894358 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン& オペラとクラシックコンサート通いのblog

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン& オペラとクラシックコンサート通いのblog

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

QLOOKアクセス解析

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Verdiさん

Verdiさん

カレンダー

お気に入りブログ

小野弘晴(テノール… New! Sheva-さん

「恋心」「人魚姫」… 47弦の詩人さん

日生劇場「連隊の娘… KUROうさぎさん

行け! 泡盛マイス… 泡盛マイスターさん
たくHAUSES taqkkさん

コメント新着

Verdiさん@ Re[1]:9/14 N響定期公演 (2024年9月 Aプロ1日目)(09/14) Maybe.さんへ >隣の席のテーブルマナ…
Maybe.@ Re:9/14 N響定期公演 (2024年9月 Aプロ1日目)(09/14) 誰がどうであれ、感動したなら構わないけ…
Verdiさん@ Re[1]:3/30 東京春祭トリスタン(04/01) emigmaさんへ ああ、ヤノフスキですね。ま…
emigma@ Re:3/30 東京春祭トリスタン(04/01) ひぇっ!ヤンソンスがN響ふったんですか!…
Verdiさん@ Re:12/3 N響定期公演 (第1971回 2022年12月Aプロ1日目(12/04) NHKで録画が放送されたのを観てみました。…

バックナンバー

フリーページ

ニューストピックス

2008年11月10日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
 渋谷 Club Quattro  18:00~

 ゲスト:ハンバート・ハンバート

 フィドラーズ・ビド。カテゴリー的にはケルティック・フィドルのグループですが、ケルティックと言ってもアイリッシュではありません。
 スコットランドの北、北海上にシェトランド諸島という所があります。フィドラーズ・ビドは、このシェトランド諸島のフィドラー4人を中心にしたユニットなのです。

 シェトランド諸島は、フィドルが盛んな土地柄のようです。
 3年くらい前の夏、ここに行ったことがあります。ブリテン本島の遥か北ではありますが、立派にスコットランドの一部、つまりはUK、いわゆるイギリスの一部で、通貨もポンドです。
 でも、土地の名前はスコットランド以上になんだか不思議な名前が多い。元々歴史的には、この辺はノルウェーなどの支配下に組み込まれていた時期が長いのです。土地の名前も北欧風だし、今でも夏期には、南のオークニー諸島、更に北のフェロー諸島(ここはノルウェー領)、そしてノルウェー本土を結ぶフェリーサービスがあるくらい。私が行った時は、町の港にノルウェーの海軍だか商船学校だかの練習船が丁度入って来たり、そんな所です。
 夏でも涼しくて、島に着いて最初に買ったのはセーターだったりします(苦笑)

 ここの売りは魚が美味しいのと、旧跡があるのと、何より野鳥の宝庫。ツノメドリ、パフィンと呼ばれる可愛らしい海鳥が見られます。
 そんなところですから、当然夜は暇....と思いきや、たまたま滞在した際は、町の劇場(映画館ですかね)でフィドル大会。まぁ地元のアマチュアが演奏しているのですが、これがなかなか上手。会場もノリノリ。
 ふむ、フィドルも結構面白い.....と思いながらふらふら人気の無い道を歩いていたら(白夜に近いけど寒いので、人出が無いのです)、パブの看板にフィドルパーティーの文字が。入ってみると、もう大変な騒ぎ。それこそ満員電車のような超満員のパブの中で、アコースティックでフィドラー達が入れ替わり立ち替わり演奏し続け。足の踏み場も無いのに、手拍子足拍子で踊る踊る。コンサートだとアンプも使いますが、パブなのでそんなもの無し。老若男女幅広く、皆で楽しく大騒ぎなのです。短い夏だからこそ、騒げる内に騒ぐのでしょう。素朴と言えば素朴だけど、人肌で等身大の楽しさ。
 是非とももう一度行きたい所です。

 そのシェトランド出身のフィドル・グループとあって、これは行かねばなるまい!と、前回来日時に行ったのが一昨年。それ以来であります。

 前座にハンバート・ハンバート。別に特別好きな訳ではないですが、まぁまぁ印象的。前回も出ていて、その時はブレイク前、って感じでしたが、その素朴感はあまり変わらず。でも、「包帯クラブ」の主題曲やったり、ちょっと売れたのよね、あの後。基本変わらないけど、少し貫禄がついたかな、という感じ。
 で、30分ほどやったあとは、お待ちかねのフィドラーズ・ビド。一気に盛り上がるのであります。

 彼等のフィドルは、短フレーズの繰り返しで構成するアップテンポのビートの効いたのと、メロディアスでゆったりとした曲と、半々といったところでしょうか。ブルース進行が殆ど出て来ず、基本長調で進んで行くのが独特です。ちょっと健全過ぎる感じでもありますが、それがいい。皆で楽しく大騒ぎ、にはぴったりなのです。
 彼等は基本的にステップは踏みません。まぁ確かにフィドラーは弾かなきゃいけない。踊るのは他の人のすること。踊りたかったら、交代すればいい。それがシェトランドのフィドル、なのかな、と思うのです。

 ....リズムで聞く音楽は、書いてもつまらないですね(笑)
 このフィドルを聞くと、なんとも楽しくなるのであります。まぁタテノリと言えばタテノリですからね。でも、いわゆるダンスミュージックとはちょっと違う。心が温かくなるような音楽なのです。

 本当は明日も公演があって、一応チケットあるんだけど.....どーすっかなぁ。ちょっと無理か....






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年11月11日 00時47分30秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X