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カテゴリ:ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン
折角なので、もうちょっとLFJを引っ張ります。もともとそういうブログだし。
ここ最近アンコールが増えて来ている気がしますが、今年は特に多かったのじゃないかと。 最近はプログラム組みが整理されて、公演数は1コマ分くらい減った気がしますが、その分各ホール余裕が出ている気がします。「前の公演が押して次の公演の開場に間に合わない!」てなことが減ってるんですね。そうすると、当然「押す」というのが減る分、アンコールはやりやすくなります。 基本、ラ・フォル・ジュルネは、「あんまりアンコールやらないでね」というニュアンスらしいのですが、まぁ、演奏する方と聞く方にしてみればんなこと知ったこっちゃない、というわけで。結果、アンコールが量産されていくという....今年主に担当したG409の場合、初日か二日目は、全7公演中6公演でアンコールが出たらしいです。まぁ、このホールの場合、ピアノ独奏とかが多いのでやり易い訳ですが.... 私が聞いた中では、初日のG409の最終公演、アレクサンドル・ギンジンが3曲くらいアンコールやってました。まぁ、お客として聞いてたので、こっちはいいぞもっとやれ状態な訳ですが、最終公演は時間も遅いので担当者は大変です.... そうかと思えば、最終日にシフトで場内に入った公演は、ただでさえ時間オーバーの上に2曲アンコール。これはこれでお客さんは出ようとしたりして、ちょっと大変。アンコール、係で入ってる方としても、それはそれで盛り上がるしお客さんも喜ぶのでいいんですが、当然もう出ようというお客さんも居られるので、ちょっと気を使います。 ところで、そのアンコール、曲目はその場で張り出されるのが基本なのですが、あれ、アーティストなんかに訊かないと分からないんですよね。だから張り出すのも遅くなるのですが、今年は結構早かったのでして。実は、文明の利器を導入したそうで....アンドロイドでもiPhoneでもあるのですが、Sound Hound というアプリがありまして。これが、音楽を聴かせると、データベースで検索して曲目をたちどころに教えてくれるというものでして、意外と精度高いんですね。G409なんかだと外にモニターが置いてあるのですが、アンコールが始まるや、このモニターに聞かせると、たちどころに曲目を返して来るんですが、これが早くて簡単という....で、アンコールが終る前に張り出されているというわけ。 いっぺん、バッハの「イタリア協奏曲」を掲示したら、演奏は第3楽章だったのに、表記は第1楽章になっていたというのがありましたが、まぁ、我々プロじゃないし〜 ちなみに、外の常駐スタッフは中にははいらないので、携帯持ってるんですね。(我々ボランティアはNG) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年05月10日 02時16分36秒
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