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今日、メリーランド大学のビジネススクールから、うちのエグゼクティブ プログラムを受けませんか?のお誘いメールが来た。なぜか去年からこのお誘いが来るようになった。
エグゼクティブ プログラムとは、普通のビジネススークルではなくて企業経験があり(つまり年を食ってるってことよね)、かつ MBAを取得していない人用のもの。GMATは要求されない。期間は一年半。そしてケーススタディが中心でいくつもこなして行く。土地柄、政府関係のケーススタディもあるらしい。 すっごく魅力的なプログラムだが、授業料もとぉ~っても魅力的?な$85,800(約986万7,000円)!!!一応これ州立大学大学院(日本で言う所の公立大学)の授業料。日本のそこら辺の私立大学の何倍もする!おまけにビジネススクールなんで、働いてお給料がもらえない。(他の学部の大学院の場合、TA:teaching assistantになって大学のクラスで教えるとお給料がもらえる。これで授業料の大半をまかなえる。メディカルスクール、ロースクール、ビジネススクールにはこの制度はない) で、去年そのEMBA Information sessionに参加した。 その日の朝、夫のパン君に服装を確認する。 私「何を着て行こうか? やっぱスーツよね」 パン君「え゙~、ジーンズとセーターで良いよ」 私「ほんと?それだと楽なんだけどね」 パン君「ほんとだよ」 で、パン君の言う事を真に受けてジーンズとセーターで出かけた私。私以外皆スーツ姿...のっけからどよ~んと暗くなる... セッションルームの横には、小さなモーニングパーティ用の部屋が用意してあった。先ずはここで軽く飲み食いしてリラックスしてセッションにはいりましょっと言うもの。私一人浮いているぅ~...と、そこへ私にも劣らずラフな格好をした中国人らしきオヤジがやって来た。それに続いてもう一人ジーンズ姿の人。こぉ~れで私一人が変なんじゃないぞ!変なヤツらの一人となる。 そしてセッションに入る。総勢10名ほど。先ず一人ずつ自己紹介。さっきのラフなオヤジ達、一人がNIST、もう一人がUSDAだかどこかの研究所勤務。パン君と同類だった...どうりで服装の意味がわかったよ、アンタ達。スーツ組は一般企業のエグゼクティブや政府関係者だった。学生は私だけ...まぁ、いいけど。 パワーポイントを使ってのセッション開始。メモをとるため皆一斉に大きなブリーフファイル、と言ってビジネスパーソンなら皆持っている、右手にレポート用紙、左手に書類を入れるポケット、そして真ん中にペンさしのついた二つ折りのファイルを開く、私達変わった人達以外は。私達平服組は、そろいも揃って手のひらサイズの手帳をパカッと開いた。ここまで一緒とは... プログラムは三人一組で、一プロジェクトを数ヶ月間かけてこなしていく。それを聞いた瞬間、辺りを見回し自分の中で勝手に人選を始める。←まだ入れるとも決まってないのに一人上手。 そんなこんなでセッションも終わりに近づき、必要提出書類の説明となる。ここで引っかかった。論文や履歴書や教授の推薦は良いとして、上司の推薦状が問題だ。私が仕事を離れたのは何年も前、日本を離れる時で当時の上司達は残っていまい。アメリカに来てからはフルタイム、結婚してからはパートタイムの学生をしている。当然上司の推薦状は取れない。そこで担当者と話して、来年(つまり今年)までに仕事をして、こちらで上司を作って推薦状をもらって来いと言われた。トボトボと家路につく... んで、今日メールを受け取った。担当者が覚えていた! 受けていいかとパン君に聞く。 パン君「仕事してないじゃないか」 私「受かるとも思ってないけど。50:50だから(トム ハンクスのターミナルの中のセリフ。審査員が書類の取扱を間違えれば、50%の確率で入れると言うもの)」 パン君「ふーん、じゃぁ受けてみれば」 まぁ、担当者ともう一回あって話をして、駄目だったらやめるさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/08/11 01:52:52 PM
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