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2008/09/25
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カテゴリ:仕事
出社すると、一枚のセピア色した写真を見せられる。
そこには、今携わっている出版物の執筆者の一人と故ニクソン元大統領が写っていた。
これはウォーターゲート事件で故ニクソン元大統領が辞任した後、執筆者が独占インタビューした時の写真らしい。三十数年前の写真。簡単にコピーできるデジカメがなかった時代の写真。大切に硬い紙に挟まれていた。

デジカメの画質がどれだけ良くなろうと、基本的にはフィルムのカメラが好きだ。印刷物に掲載される写真は、4~5倍に引き伸ばして作業されるが、デジカメの画質が悪ければ出来上がる写真は見る影もない。が、これがネガを元に現像されたものであったら、例え写りが悪くてもデジカメの写真ほど出来は悪くならないだろう。国語の教科書に載っていた、写りの悪い斉藤茂吉などの写真も、もしデジカメで撮られていたならもっと悪くて落書きの対象になっていたに違いない。

また執筆者の一人は、私の従兄弟が助教授(まだ教授にはなってないだろうなぁ)をしている大学の名誉教授だった。たくさんある日本の国立大学の中の、それも従兄弟の同僚(と言っても格が違いすぎるが...)が執筆者で、おまけにベセスダ在住のご近所とは... ホント世の中狭いさ。

それからこの出版物の執筆者ではないが、40年ほど前にNIHに来られていた一人の日本人研究者の存在を知る。どうやら現在、多数の日本人研究者達がNIHで研究されているのも、この方のご尽力の大きさによるものらしい。

この出版物の仕事を通して、たくさんの素晴しい方々を知ることとなった。この仕事をしていなかったら、たとえDC界隈に何年住もうが知ることはなかったし、まして日本に住んでいたなら、恐らく“知ってるつもり(って番組まだある?)”や“その時歴史が動いた(ってまだある?)”などの画面を通してでしか知りようがなかった方達ばかりである。

そしてその出版物のクレジットに名前が載る。私は、ある章と全体を担当したんで、両方に名前が載ることとなった。普段は日本名を使っているが、このクレジットには夫の姓を名乗りたいと思う。この先、アメリカで活字としてずっと残る名前なんで、アメリカ名(夫姓)で載せてもらうことにした。

思えば訳のわからないままインタビューに出かけ、訳のわからないまま仕事をした。夜中、Kinko'sに出かけて作業したのも、1回ではない。最初は、中々執筆者が集まらない企画もあったり、ただただ原稿が出来上がってくるのを待ったり、バケーションで海外に行かれた執筆者を原稿催促でメールで追い掛け回したり、これは手を加えすぎだろう と思われるくらい赤書きで校正したりした。(まぁ、よく執筆者の方々も怒られなかったこと)それに私からの度重なる質問やお願いメールに執筆者の方々はかなりウンザリされたに違いない。

まだ出版作業は終わったわけではないが、大きな山は越えた。出版まで、あと2ヶ月くらいはかかるが、あとはマイナーチェンジくらいで、大きなものはないはず。この仕事を何かに例えるなら... う~ん、ちりも積もれば山となる。ヘン? だぁってぇ、最初は何もないところから、執筆者探しをして(私なんか素晴しい人のコネがなくてなんの役にも立たなかったけどさ)、ポツポツと原稿が揃い始めてさ、気がつきゃ偉大な人ばかりの200ページを超える出版物となるってすごいことさっ! “ちり”の例えは悪いけど、ほぉんとそんな感じよ。

んで、私の人脈も一気に広がったりして。それもAグレードな人ばかり。
こんな機会を持てたことに感謝!! んで、上司にも感謝!! 





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Last updated  2008/09/25 04:10:11 PM
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