勝つまえに
どれだけ負けてだいじょうぶだろうか
髪をきる クスリをやめる
仕事につく モーレツ社員
結婚する セビロをきる
ビンゴーをやる。それだけで
どこまでがまんできるだろう
過去をどれだけすばやく忘れられるか
四角い町の四角い暮らをしながら
わたしたちが見えるか
仲間がみえなくても生きていけるか
「ダメになって勝つより
負けたり勝ったりがいい」と
ガールド・シュタインはいう。
どっちにすんね
あんた?
革命への手紙♯27
ダイアン・デ・プリマ
中山容訳
この詩も二十数年前には、勝手に曲をつけて歌ってた。
けっきょく仕事にもつかず、結婚は一度したけど離婚して
ビンゴーはいちどもしたことがない。天命を生きるより
革命を生きるのが、実はオールド・フッションでないのかもと
少し思ってしまう今日この頃。
最近の東京にはこんな動きもあるようだ。