小春日和

　
　　　　　　　　　　　　安養院本堂　

今年の文化財ウィークの公開は、安養院、ときわ台地区にある古刹です。

午前中、ここの案内に行ってきました。
真言宗豊山派のお寺で、鎌倉幕府五代執権の北条時頼の中興、と言われています。

　　　
　　　　　　　　　　　書院、唐破風造りの玄関

案内ポイントは、この立派な書院。
明治３４年に前橋松平家の当主であった松平基則伯爵のお屋敷として建てられたもので、
昭和４年にこのお寺に移築されました。

内部の板戸に描かれた絵や２階の広い客間の格天井など、さすがに伯爵の住まいで、
格式がありますが、小ぶりなシャンデリア風のランプなども素敵です。

本堂には、孔雀に座った紅頗梨色阿弥陀如来坐像が安置されています。
紅く塗られた小ぶりの阿弥陀如来ですが、本尊が秘仏なので、前立本尊となっていて、
江戸時代初期に造られたもののようです。
整ったお顔の、私の好きなお像です

　　　
　　　　　　　　　　
　銅鐘は、元禄二年に鋳造され、享和二年（1802）に再鋳されているもの。
　国の「重要美術品」だそうです。

　木々の多いお庭もとても素敵です。
　樹齢５００年以上になるカヤの木も

　四国八十八か所のお砂踏みもあり、その前に弘法大師像が立っています。

　　　　　　　
　　　　　　　　　弘法大師もカラスにかかっては・・

　まずガイドすることのない場所なので、にわか勉強ですませましたが、
　やはりちゃんとお勉強して、理解していなければ十分にご案内できないな、と
　反省しています。
　
　天気雨もありましたが、朝方の雨も止んで、お客様も１時までで２０人弱という
　数字でした。
　アンケートに、説明してもらったので良かった、などと書かれていたので、
　ほっとしました

　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　

　昨日は、姫２と姫３の運動会
　小学校の運動会は、どこにいるのか見つけられないので、見に行くつもりはなかった
　のですが、姫３が見に来てほしい、と言ってる、とラインが来たので
　それならもちろん、行きますよ！

　　　　
　　　　　　　　５年生のエイサー、運動会にはよく似合う

　こういう行事があるたび、子どもたちの成長ぶりが良くわかって、感慨深いです。
　こうしておおきくなっていくんだね