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僕は電気山羊の夢を見るか?

僕は電気山羊の夢を見るか?

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2013年05月18日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
こんばんわ、どうも僕です。



一番大事なとこから書きますが、

6月上旬には愛知に戻ります。






12月末から北海道に戻ってきているのですが、
この半年の間にいろいろやってきました。





1.成人用の知能検査(IQテスト)をうけて...

「長期記憶(結晶記憶)は人並み以上です」
「人の流れ/時系列の理解もかなりできる」

でも

「短期記憶は鶏頭並みッス」
「処理速度が遅くて、処理に見合うアウトプットが間に合ってねぇですよコンチクショウ」


という結果がでたり。

パソコンでたとえると、総合的なスペック対して
「メモリ」が小さくて、
「プリンタ速度」がおっそい
ってな具合でしょうか。

こういうのって、美術でいうところの【デッサン】の出来の悪さにも関係しているらしいです。
(対象をみる⇒おぼえる⇒描き写す、の過程で、対象から目を離すとイメージがあやふやになる。)





2.サポートステーションに通って...
サポートステーション(通称:サポステ)は、厚生労働省運営の若年者就労支援施設です。

たまたま運よく、実家から歩いて10分程度の場所にサポステがありました。
この半年あまり、僕はこのサポステのお世話になっていたのです。

…とはいえ、会社は休職しているので就職活動も、転職活動もしていません。

サポステでは、直接的に就労に向けた活動(キャリアアップ講座)だけでなく、通所しているメンバー間で自分の悩みを話し合ったり(座談形式)、調理実習をやったり、地域貢献活動(ボランティア)をやったりしています。

中でも、僕にとって嬉しかったのは
「企業見学」があったことでした。

ある企業で雇用されて社会人となると、おいそれと他社に足を踏み込むことはできません。
それは取引であったり、商談であったり…何かしらやりとりが必要となることと思います。

この企業見学では、おもに「地域企業」へ、訪問させいただく機会をいただきました。

学生時代にも工場見学をしたり、就職活動の一環で会社に入ることはありました。
が!社会人になってからはありませんでした(ふだん内勤業務のせいもあって)。

会社ごとにカラーが違い、空気が違い、目的が違い、目線が違い・・・
いろんなものを感じ取れたこと。それが嬉しかったです。

そして何より嬉しかったのは、サポステの講師の方が企業見学を用意してくださったことです。

サポステ常勤の方は、学校の元校長先生だったり、元教師だったりします。
自分の人脈をフルに活用して、教え子にお願いして、いろんなところにお願いをしてまわって・・・用意してくれたのがこの「企業見学」でした。
一つのイベントのために、とんでもない苦労が隠されていることを感じ取りました。
これも、学生の時なら気付かなかったと思います。



3.小学校でのボランティア
サポステ講師(カウンセラー)さんのツテがあり、4月中旬から、教育指導ボランティアとして小学校通っています。

実は・・・会社でダメダメな自分に落ち込み、精神的にリタイヤしかけたこともあり、学生時代に家庭教師をやっていたことに自責の念をおぼえていました。

楽しかった家庭教師時代の記憶すら、
・こんな僕が生徒を受け持ってよかったのだろうか?
・とんでもない間違いをしてきたんじゃなかろうか?
・思い上がりじゃないか?

そう、感じていました。






結果から書く。












ぼく・・・









































勉 強 を 教 え る 素 質 あ る わ ! !















いやぁー!とんでもねぇ思い違いをしてただ。まいってまっただぁ(三河言葉っぽく)。



実は1.のテストを受けたとき、医者はこう言ってました。





医者「人の『困りごと』を推測する力・・・


そこで適切な『知識』を、


『速度が求められず』伝える仕事。




家庭教師やってたっていうし・・・そうですね





・・・塾の先生にでもなったらどうですか?」と。







思い出したぁーーーー!!






僕は、自分より【できる人】に、考えを伝えることが苦手です。

それは会社での人間関係・・・上司や先輩がそれにあたります。
僕はいつもパニックになって、対人恐怖まで発症する始末。



でも、その逆はどうでしょう。


自分より【できない人】・・・というと失礼なので補足しますが

これは

・自分より、かなり若い子供(小学生/中学生)
・自分より、口下手だったりコミュニケーションが苦手な人


を相手にする時、僕は人並み以上に頭が働きます。




たとえばこんな問題。



計算問題で、子供が




「6+7=12」


と、書いていたとしましょう。





では問題!


あなたは...

Q. この答えをみて、いくつ 『褒め言葉』 が浮かびますか?






結果から書きますが、僕は3つくらい褒められます。




じゃあこんなのはどうでしょう?







Q.子供が、ある「車」の写真を指さして




【かいしゃ】




...と、伝えてきました。




さて問題。

『この子は どのようなこと を伝えようとしているでしょうか?』




・・・これも、僕は瞬時に3つくらい浮かびました。










たぶん、これが僕の数少ない「長所」なんだとおもいますが、僕は


・「100」の情報を処理することはできません。
ぼくが出力できるのは「10」程度です。
(たくさんしゃべる人や、自分より知識の多い人とのやりとり)


しかし、


・「2」や「3」の情報を、サポートして「10」にしてあげることはできます。
それが0.1だろうと0.01だろうと、「10」になるよう補えます。
(僕より口下手な人や、思考がうまくいできていない子供とのやりとり)




話がだいぶ横道にそれてしまったわけですが、
いま主に僕が担当しているのは、学習支援学級のこどもたちです。

注意が散漫な子、集中力が続かない子、自閉傾向の子や、自己表現がうまくできない子もいます。



前述の問題でいえば、

「6+7は13だよ」といっても、
「これは車で、会社じゃないよ」といっても、


そこから何が伝えられるものでもありません。

なぜなら、子供の視点に立っていないからです。



子供が何かを解こうとしていたら、全力で応援すること。
答をもってきたら、全力で考えること。


これが僕の答えです。


大事なのは、正解を伝えることではないと思います。


もってきた答案をみて、この子が何を悩んでいるか、何につまづいたか、それはどのような考えからそうなったのか、それにはどう対処すべきか。
気付かれないよう、その子が自然に答に辿りくけるために、どう返答すればよいか。どう指示すればその足で答えを踏みしめられるか。


・・・これを時間になおすと、たぶん「3秒」です。
こちらに与えられた猶予は「3秒」です。


これを『足りない』と思うか、『足りるよう努力しよう』と思うかでは雲泥の差です。






自分の過去にすら自信をもてなくなっていましたが、
どうやら僕は、自分で後悔するほどは悪い指導をしてこなかったらしいと気付きました。




あ!



もうひとつ、大きな収穫なんですが・・・

恥ずかしいことにですね。
学生時代に4年間も家庭教師やってたのに・・・僕、他人の指導方法について見聞きする機会ってなかったんですよ。


「それは家庭教師のト○イのシステムに問題があるやろ!」とおっしゃる方もいると思いますが・・・ 事 実 そ う だ と 思 い ま す 。



どんだけ手探りで家庭教師やってきたか!!
もーーーーーーーーーー!!



あ、話もどします。





あれですね、支援学級だけじゃなくて通常学級も指導(チームティーチング;指導補助)やって参加させてもらってるんです。






・  ・  ・    プロすげぇ。





いつやるの?! 今でしょ!!   とかそんなレベルじゃないですYO!




僕が医者に
「塾の講師」をすすめられたのに『学校の教師』をすすめられてないのは、ここに理由があります。





「学校の先生」って、ものすごい『マルチタスク』ができる人なんですよ。


あれだぜ?40人相手にして全員に気を配るんだぜ?

黒板に板書しながら、集中してない生徒を発見して、即座に次の問題であてたりするんだぜ?
問題の解けた子に次の課題を指示しながら、解けてない子に解決のアドバイスしたりするんだく


『鉄道マニアであることと、鉄道会社へ就職できるかは相関性がない』なんて都市伝説もあると聞くけども、
「教育が好き」ってのと「指導ができる」ってのはまったく別の世界。
たぶんそれと同じ。

いくらタイマンで指導力があっても、そのとき、残りの39人に意識が向かない人は教師になれない。
いくら子供が好きで相手できても、保護者を相手にする場面では、大人むけの対人コミュ力が必要。







自分が工学部に進んだこともあり、


『俺らが研究したりレポート書いているあいだにも、教育学部の連中はきっと毎日イチャコライチャコラしてやがるんだ!そんな人間が教師になるなんて信用ならん!!』




なんて。


・・・そう思っている時期が僕にもありました(バキ風に)。

もしも自分が子供を持ったら、教師は信用しようと思いました。








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いろいろ長くなりましたが、
「この半年で一番自分が変わったな」と思えるのは




『名前を呼ばれた時、堂々と返事ができるようになった』ことです。






サポステでは「○○さん」と呼ばれます。
学校では「○○先生」と呼ばれます(先生なんて言われる立場じゃないのに。けど嬉しいです。)




会社ではずっと、
「いかに自分が名前で呼ばれようにするか」ばかり気にして生きていました。


名前を出されたときは失敗したときだ、
何かしなければならないときだ、


そう思って、いつの間にかおびえ続けていました。




いまは、

頼られるとき、、
必要とされるとき、

・・・名前を呼ばれます。



もちろん注意されたり、責任を感じるときにも名前を出されるようになりました。
(ミスしたり、イベントごとに仕事をまかされるとき)


けど、今なら
仕事を任されても、
責任を負うことになっても、

返事する事ができると思います。


ダメなときは、返事した後の結果がそうさせたものだ!たぶん!!




この半年で、恐怖に満ちた思い込みが消えたのが何よりの収穫です。






あと、対人恐怖的なものが抜けるかな?と思っていましたが、これはぜんっぜん消えてません。
たぶんこれから先も消えません。

これが「消えるもんじゃねぇ」と思えるようになったのが収穫です。

だってホラ、僕って元気なときからコミュ力なかったし!!
もともとないもんが「健康になったから伸びる」だなんて甘ぇ考えしてたのが間違いでした。

コミュ力もないし、他人に対する興味もうっすい!
実家で過ごしてて、こんな僕でも「嗚呼!人と話したい」と感じるほど、僕の家族はコミュ力が低いです(唯一、姉が例外)。
しゃべらないことは物足りないけど、しゃべられないから楽でもある。
こんな家族で不安だ!とおもうこともあるし、こんな家族でよかった!と思うこともあります。





・・・あー、なんだっけ?


6月上旬に愛知もどるよ!!おわり!





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最終更新日  2013年05月18日 23時08分35秒


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