我がママ　奇ママ

病院に到着した時には、もうお昼ご飯は終わっていた。

ママはベッドでウトウトまどろんでいる様子。

「ママァ・・」

呼びかけてみると、チラッと私を見る。

「みみちゃん・・」

なんだ？
元気がない・・

「どうしたん？調子悪いんか？」

聞いてみると・・・

「せっかく寝てたのにっ・・」

(^_^;)

あらら・・
悪かったわねぇ～～


「邪魔したらあかんから。。私帰るわ」
・・えへ・・
言ってみました。


「ふぅぅん・・私をここに置いて帰るんか？」


うっ・・・
きたきた～～


しょーがない。
暫くママの相手をするか。



もうすぐ家に帰ろうね。
とか・・

ききちゃんちの旦那様が病み上がりだからききちゃんが来られない。
とか・・・

色々おんなじ事を何回もしゃべってると・・

看護師さんがママの顔を見に来られました。

「ご機嫌なおった？」


ん？
何？


聞いてみると・・

お昼ご飯の時。


早くから食堂で座って待ってたらしい。

お昼ご飯の時間になってもママの所にはなかなかご飯を持って来てもらえなかったらしい。


暫く待っていたのに、他の人にばかりご飯を持ってくる。


ついにママはさけんだそうな。


「私の所に早く持ってくる来ないとテーブルひっくりかえすでぇ！」


あららぁ・・・


看護師さん、きっとびっくりしたでしょうねぇ・・・


そうそう。

ママはなんでも一番が好きなんです。


って言ったら看護師さん。

「明日からは一番にしようね」


って・・・


ママ、元気になったもんだわ。


ちょっと恥ずかしいよなぁ。。


ママ。。
きっとお腹がすいていたんだろうな。



本人はそんな事忘れちゃってますけど。




手がまだ思うように動きません。

キーパンチを右手だけでするのはメチャクチャしんどい。。



あすから6月。

あと二週間でママが帰ってきますっ！

＼(^o^)／