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テーマ:心のかたち、人のかたち(951)
カテゴリ:グルメ・美しく豊かな生き方
私がここ数年、少し運が良くなったと思ったら、また悪くなって・・・を繰り返してなかなか這い上がることが出来なかったのは、実は以前おつきあいしている男性との関係にありました。
女性は男性との関係で、こころのバランスを崩し、からだを壊してしまう人も多いとききます。私は2年間にわたり繰り返した過呼吸の状態をようやく脱出できる時にきました。 以前勤めていた局でキャスターをしている女性なのですが、あまりに私が体調を崩して会社にも迷惑をかけているとき、こうはなしてくださったことがあります。 「 私も 30歳を過ぎて5年以上おつきあいした 大切なひととの別れたの。 あまりにも精神的なショックで耳が聞こえなくなって入院したのね、でもそのとき親から授かった命を、身体をこんな風に傷つけちゃいけないと感じたの。その後ね、親を大切に想い、親と一緒に親と住む家を建てたのね。そしたらしばらくして今のだんなさんが現れたのよ。苦しい想いをするより、そのままのあなたを好きになってくれる ひとと一緒になってね 。 」 離れていても、毎日子供のことを想い、一番心配をしているのが親。 笑っていたら 喜んでいるし、娘が辛ければ同じく辛いものです。 私は実は親があまり好きではなく、親孝行などするものかと考えていました。許せないことが多かったからです。 でも、別れたその男性に会って、はじめて親を許すというか、感謝することが出来たのです。 うまくいかなくなったとき、気持ちも意識も一方通行だと、まわりのひとの存在がみえなくなってしまいました。 でも最近、親とよく連絡をとって、秘書職で養ったおもてなしの方法でお菓子を贈ったり・・・。些細なことながら、まめにやりとりをしています。 以前は親を否定する言葉をよく使っていましたが、今は「大丈夫だから」とか、先がある言葉をかけるようにしています。 最近、母に料理をしたらと言われたこともあり、自分自身もお料理が大好きになってきたのですね。実家とは離れて暮らしているのですが、 最近はもっぱら夜自炊をしています。 お料理を家族にご馳走しようと色んなメニューを考えます。そんなことが楽しいのです。仲良くと一概に言うのは、最初は無理かも知れない。 けれども、親に感謝をして、優しい言葉をかけること、温かい言葉をかけ続けること。 それは出来る。 それが今、未来につなぐ命のためにも出来ることなのかも知れません。 優しさもひろがるもの。優しい気持ちも伝播して もっと優しい社会になりますように・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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