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カテゴリ:生き方・自分史
最近、毎夜 雨が降る -
雨の夜はショパンが似合う。 偶然フジコヘミングウェイの演奏を聴く。 13歳の頃 出会ったショパンの曲。 雨だれのプレリュード、革命のエチュード、華麗なる大円舞曲、 幻想即興曲・・・。 懐かしく麗しい記憶が蘇る。 雨の日をドラマティックにするのは 私にとってショパンのピアノだった。 雨音と共に聴くショパンはまるで人生をナラタージュする感覚に陥らせる。 雨音とともにに 回想させるのは純粋に人に恋をしていた頃。 なぜだろう。中学校 - 雨の校舎が鮮明に浮かぶのは…。 音楽室。 好きなエルガーやホルストの曲と出会ったのもこの頃。 中でもショパンが大好きで ピアノをよく練習していた。 唯一弾ける曲がノクターン(夜想曲)。幻想即興曲も挑戦したけれど難しかった。 ピアノは幼稚園の時 母にねだり 買って頂いた。今は実家で20年以上も眠っている。 今考えれば作曲もしていた。自由に表現するのが大好きだったのに…。 好きな人に宛てた曲。当時、生徒会長が好きだった(笑)。 なぜあきらめたのか。やめてしまったのか。中学に入り常識や受験が参入し、 そういったもので いろんな才能が中途半端になってしまった。 今自分が如何にすべてにおいて「中途半端」になるこの自分の境遇を思い出し、 浮かび出されて来ている。この、頭痛とともに、ひとつ ひとつ … 封印され 止まっていた「失われた時」が蘇る。 才能が蘇るように… 未来に描いていた 夢 希望さえも今蘇るのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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