|
カテゴリ:時事・世界情勢・News
久々にジャーナリスティックな記事を書きます。
先のロシア・グルジア情勢を巡り、世界は非常に重要な局面を迎えています。 世界がどのくらい瀬戸際なのかということを、ある本から抜き出しておきます。 都内の図書館に1冊しか貯蔵がない本です。敢えて本の名前は差し控えさせていただきますが、目から鱗が落ちるような本の内容でした。 ◆宗教・民族紛争、内乱を起こす勢力 その勢力は古来より、宗教紛争・民族紛争の火種を醸成してきた。 そしてその必要とあらば、その民族の深層心理を総動員し、 運動資金までも用意・提供して、自らの世界構築のためにフル稼働させるのである。 特に隣国同士は絶対仲良くさせずにデバイス&ルールの分割統治を謀り、 その勢力の利得と世界構築のために、その火種を利用するのだ。 スペインのバスク民族情勢、(ETA=バスク祖国と自由)、 カナダのケベック独立闘争(ケベック解放戦線)、アイルランド紛争(シン・フェーン党)、パレスティナ独立闘争(PLO)、チェチェン紛争、クルド独立闘争、 スリランカ・インド=タミール問題(LTTE=タミール)、中印国境問題、 カシミール帰属問題、ウイグル自治区問題、日本・北朝鮮問題 (北朝鮮を生かさず殺さずしてきたのは米国であると噂されており、 六カ国会議で話がまとまるはずがない、これは北朝鮮の延命を謀るための 手段でもある。その勢力は状況によっていいように北朝鮮を利用する。日本に 止めを刺す道具として北朝鮮を利用、あわせて日中・日韓の離間工作にも利用している。 人質問題をマスコミまで焚きつけたのは米国政治部の可能性が大きく、 プルトニウム問題のドクター・カーンを誘導したのはイスラエル・米国情報部の 可能性が大であると噂されている)、日韓問題(竹島領有権問題など、軍資金を 韓国右翼に提供し紛争を募るものがいつもいる)、日中問題(尖閣諸島領有問題に 端を発する2005年4月の中国国内における日本料理店や日本大使館をはじめとした 中国人民の暴力事件は、これも暴徒を先導・組織し、資金提供している者がいる。 南沙、西沙、東沙、中沙問題、東シナ海大陸棚石油掘削問題等、我々は多極的判断を 必要とする)、中台独立問題、インドネシア・アチェ州独立問題(独立武装派組織・ 自由アチェ運動=GAM)、ラジオのデマ報道に端を発したフツ族によるツチ族の 100万人殺害内乱事件を含め、世界には山のように火種が山積している。 特にトルコ・イラン・イラク・シリア・アルメニアに分散居住しているクルド独立自治闘争は、今後のイラク・中東紛争の最重要課題の1つである。クルド解放機構がベルギーの ブラッセルに本部を構えているが、非常に奇妙である。 かつて日本でも、同和部落問題、アイヌ問題、南北朝天皇問題など火種は存在していたが、日本人の血液や遺伝子に組み込まれている共生論的叡智のために、火種のガン細胞的肥大化による重傷的破滅には至らなかった。 それにしても、2004年11月23日にグルジア野党勢力によるビロード革命のため シュワルナゼ大統領が辞任に追いこまれ、2004年11月25日にウクライナ最高裁の 大統領選投票無効の訴え受理に始まるウクライナのオレンジ革命により2005年1月23日に ユシチェンコ大統領が誕生し、2005年3月24日に民衆暴動大統領官邸乱入事件により、 キルギスのアカーエフ大統領が逃亡してバキエフ暫定大統領が誕生し、同年3月25日に ベラルーシのルカシェンカ大統領退陣要求抗議集会が開催され、警察隊の暴動事件が発生するなど、★旧ソ連情勢が混迷の度を増しているが、これらはその勢力による「ユーラシア覇権」をめぐるロシア包囲網の一貫であることを我々は認識すべきである。 9.11事件に端をはっするカザフ・タジク・ウズベクなどの米空軍の協力要請も同根の その勢力の戦略である。 2005年3月27日10時50分成田着SU575便、プーチン大統領の私設ミッションとして 来日したプリマコフ前首相(元KGB長官)は、「2004年11月23日のグルジアを端に 発する一連の事件は偶然のものではなく、ロシア外交政策の失敗によるものだ」と はっきり語っていた。 その勢力はいつも騒乱を謀り、公正中立の正義の味方を気取って現れる。彼らは手代の 金貸し(プライベートバンク)・武器商人を暗躍させて、ぼろ儲けをするのみならず、 いつも貸し方に回って当事国を自らの世界秩序の構築に従わせてきたのだ。 しかし、愛は世界を変えるのだ。(by voie lactee) 次回は、世界的に高騰する石油価格から日本の穀物自給率の必要性について、お届けします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.29 01:41:00
コメント(0) | コメントを書く
[時事・世界情勢・News] カテゴリの最新記事
|