テーマ:おもひでぽろぽろ(152)
カテゴリ:おもひでぽろぽろ
小学校の低学年のころは 九州の田舎にいた 何が楽しみかといって 先生が本を読んでくれる時間ほど待ち遠しいものはなかった 紙芝居や幻燈もあったけれど 先生が みんなの机の間をゆっくりと歩きながら読み聞かせてくれるものは 自分の頭の中にその場面がみるみる絵になって現れてきた 「ジャックと豆の木」の話を初めて聞いた日の夜は 自分がジャックになって雲の上に行く夢を見たもんだ 我が家にまだテレビなどなかった遠き時代の話 「くろくまクンタ」 我が家に授かった最初の子供から 何度もなんどもせがまれて読み聞かせた絵本 ひょんな所から出てきてしばらく タイムスリップした 冬の夜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.30 06:00:08
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