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GMOインターネットと佐川急便は、共同出資によりEC専門の事業を運営する新会社「GMOソリューションパートナー株式会社」を設立し、3月23日より営業を開始するというニュースがありました。
(参照) ターゲットは国内で小売業を営む160万社 ライバルは楽天やヤフオク!? GMOがEC専門会社設立 [@IT] GMOと佐川が新会社 ECサイト構築、月額1万9950円から GMOのサイト構築ノウハウと、佐川の決済・配送サービスを組み合わせ、ECサイト運営サポートをワンストップで展開する。費用は「楽天市場」に出店する場合より低価格に抑えた。 [ITmedia] GMOと佐川が新会社 低コストでショップ構築支援 [FujiSankei Business i.] そして、EC専門会社設立する「GMOインターネット株式会社」と「佐川急便株式会社」が報道関係者向けに GMOインターネット 佐川急便 共同出資によるEC(eコマース)専門の新会社「GMOソリューションパートナー株式会社」3月23日より営業開始 ~ITと物流のフロントランナーによるECイノベーション~ 拡大を続けるEC市場でのワンストップサービスをめざす と題して、事業説明をしています。 この中では、新会社設立について、提携理由、事業概要などが書かれており、新たにスタートさせた「まるごとEC」を見てみると、特に楽天市場の出店プランよりも格安であることが目に付きます。 ITmedia News の中でも 「月額一定料金」で楽天対抗 主なターゲットは、ECサイト未参入の中小企業・商店や個人。楽天市場などショッピングモールもライバルとなるが、コスト面では楽天よりも有利という。楽天に出店する場合、売り上げに連動したシステム利用料がかかるが、まるごとECは月額料金が一定。いくら売れてもコストが上がらないためだ。 顧客の個人情報を店舗が管理でき、マーケティングに利用できる点や、オリジナルデザインのWebサイトを構築できる点も、楽天市場にはないメリットという。 と書かれていますが、楽天市場の欠点でもある楽天税を逆手に取って有利な展開を計ろうということも伺えます。 老舗の楽天、そして楽天を抜く勢いのヤフー、仮想商店街に向けて準備を進めるアマゾン、そして今回のGMOと、今後ECサイトがどのようになるのかは非常に興味深いところでもあります。 本業を完全に失いかけている楽天ともいえますが、ショップとユーザーがあっての楽天市場でもあり、基本的なことを見つめ直さなければ、今後の繁栄はないともいえるでしょう。 一利用者としては、安心かつ便利に利用できるECサイトが増えることは歓迎ですし、サービスのより一層の充実にも期待したいところであります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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