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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(DVD) ◆20%OFF! 商品のストーリーとしてはネット上では 1972年2月、日本中がテレビに釘付けとなった。5人の若者たちが、長野県軽井沢の「あさま山荘」に立てこもり、警察との銃撃戦を展開したのだ。彼らは、革命に自分たちのすべてを賭けた「連合赤軍」の兵士たち。その後、彼らの同志殺しが次々と明らかになり、日本の学生運動は完全に失速する-。ベトナム戦争、パリの5月革命、文化大革命、日米安保反対闘争、世界がうねりを上げていた1960年代。学費値上げ反対運動に端を発した日本の学生運動も、三里塚闘争など、農民や労働者と共に、社会変革を目指し、勢いを増していった。活動家の逮捕が相次ぐ中、先鋭化した若者たちによって、連合赤軍は結成される。 あの時代に、何が起きていたのか。革命戦士を志した若者たちは、なぜ、あそこまで追いつめられていったのか。なぜ、同志に手をかけたのか。なぜ、雪山を越えたのか。なぜ、山荘で銃撃戦を繰り広げたのか。あさま山荘へと至る激動の時代を、鬼才・若松孝二が描くいた本作は、2008年ベルリン国際映画祭「フォーラム部門」招待作品に選出され、第20回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門では作品賞を受賞した(作品資料より) とありますが、若松孝二監督が“あさま山荘事件”を徹底検証していく実録ドラマ。 「あさま山荘事件」については、幾つかの映画が出ていますが、『突入せよ! あさま山荘事件』は警察側からの視点が描かれましたが、この作品は連合赤軍の行動の軌跡を描いたもの。 連合赤軍側からの視点なだけに、人里離れた山中で孤立していく革命集団の壮絶なリンチの現場や、「総括」の名のもとに「自己批判」をさせられる様子など、組織崩壊の過程を迫ったドキュメントで、人間の極限状態を映像で浮かび上がらせています。 190分という長い映像ではありますが、長さが気になりませんでしたし、見る人にとって様々な捉え方をするでしょうが、若松監督の盟友だった足立正生が日本赤軍に合流して、若松監督もレバノンを訪問していたことから、国際テロリストと見なされた若松監督ならではの作品だったとは思います。 「あさま山荘への道程」というタイトルなだけに、あさま山荘事件だけではなく、連合赤軍誕生の過程、印旛沼事件、山岳ベース事件、総括の名の元での殺人、連合赤軍幹部の森恒夫と永田洋子の独断の様子なども深く掘り下げた作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 20, 2009 09:02:57 PM
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