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カテゴリ:今日の一冊
命の値段が高すぎる! もはや破綻寸前の日本の医療制度。その再生をうたう「改革」の数々…。長生きが経済的に重すぎる負担となったいま、医療の近未来がどこへ向かうのかを、冷徹な眼でリアルに喝破する。 後期高齢者医療制度、メタボ健診、レセプト並み領収書、社会保障カードなど、こうした一連の施策に至る現実問題、そして長生きが経済的に重すぎる負担となった今、医療の近未来がどこへ向かうのかを、冷徹な眼でリアルに喝破したのが本書。中でも、日本は高齢者医療を維持できるのか?という問題を取り上げ、民主党の「後期高齢者医療制度の廃止と医療保険の一元化」の大きな欠点を指摘しています。高齢者医療費が高くなり、高齢者も現役世代も払えなくなってきているにも関わらず、どの政党も医療制度の抜本的見直しを訴えているものの、その中身はあまりにもお粗末なものばかりで、具体的解決案を示さないものばかりであり、こうした現実こそ、国民は知る必要があるとも思います。 【満足度】 ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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