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カテゴリ:今日の一冊
鉄道旅同好会に入会した香澄。鉄道に興味はなかったが、彼女には同好会に絶対に入らなければいけない理由があった。様々な人生と交錯する中、彼女自身も自分のレールを敷き始めていく…。『本の旅人』連載に加筆修正。 四十九院香澄は“その道では有名な”鉄道旅同好会に入会した。鉄道に興味はなかったが、彼女には同好会に絶対に入らなければいけない理由があった。急行能登、飯田線、沖縄都市モノレールゆいレールに、こどもの国、越後湯沢、雨晴、日光…。一つの線路、一つの駅に集う多くの人々、様々な人生と交錯する中、彼女自身も自分のレールを敷きはじめていく……。 物語は、失踪した叔父を探して、鉄道旅同好会に入った主人公が、鉄道の旅の魅力に魅せられて様子が描かれます。どことなくマンガ『鉄子の旅』を思い起こすような作品ではありましたが、肝心のミステリ部分が非常に弱く、ミステリよりも鉄道に趣きを置いた作品となっています。 【満足度】 ★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 13, 2012 12:00:27 AM
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