「世界一健康になる」ことを決意した“実体験派ジャーナリスト”の著者が多数の健康法を実践。原始人のように走り回ったり、徹底的な除菌生活を送ったり…。抱腹絶倒の体験を、丹念に検討した科学的根拠を交えて紹介する。
雑誌『エスクァイア』の編集者である著者は、家族と旅行中、肺炎を発症し、緊急入院。ベッドの上で「世界一ヘルシーになる」と決意する。早速リサーチ活動を行い、ピックアップした最新の健康法(いずれも科学的なエビデンスがあるもの)のリストは53ページに及んだ。2年にわたる健康プロジェクトの結末はいかに……。
本書は、100以上の実体験を記録した最新健康法の勘所や、健康情報の洪水に惑わされないための見識、本当に役立つ健康法の見極め方と実践法を、ユーモアあふれる文章を通じて書かれています。著者は、自宅のトレッドミル・デスクで『健康男』を歩きながら書き続け、世界初のトレッドミル上で書かれた本の出版に成功。その間に歩いた距離はなんと1871キロで、立って執筆したほうが、集中力を持続でき、アイデアも浮かびやすく、しかも夜眠くなりにくい、とメリットもあるようで、座ることでの弊害など、興味深い健康法が紹介されています。
【満足度】 ★★★★