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カテゴリ:つぶやき
心理学博士の古宮昇先生のメルマガを読み、とても心に響いたので記録として残しておきます。
<自己肯定と他者否定> 自己肯定と他者肯定は、同じことの裏表なんです。 自分を否定するクセのある人、つまり自己肯定感の低い人は、 「あの人のあれはけしからん」 「この人はダメだ」 等と、他人をしょっちゅう否定しています。 ということは反対に、 人に対して「ああしないとダメだ」「こうしないといけない」と批判や否定の多い人は、 自分自身に対しても、内心秘かに同じように批判しています。 逆に、私たちはそのままの自分を愛するほど、人のことも肯定的に感じられます。 人間関係が楽になるし、生きることが楽になるし、 自分の良さを輝かせていきいきと生きるようになります。 以上です。 ★「投影」とか「鏡の法則」とか言いますけれど、 自分の心の中にあるものを、他者に映し出してみてしまう所が人間あるのですよね。 だから、自分を肯定的に捉えている人は、周りの人も肯定的に捉えますし、 自分の事を否定的に捉えている人は、周りの人も否定的に捉えてしまうのですよね。 ★「心の中にあるものを口が語る!」と申しますが、 心の中にあるものを、人は外の世界に見るのですよね。 つまり、世界はすべて同じではなくて、ひとりひとり違った自分の世界を見ている訳です。 世界は愛だ!幸せだ!みんな優しい!と思っている人もいれば、 世界は恐怖だ!不幸だ!みんな敵だ!と思う人もいる訳です。 ま、これは極端な言い方ですが、 良かれ悪しかれ、人は自分のものの見方、感じ方、考え方、解釈の仕方、捉え方で、 自分ならではの世界を見ている事は間違いないようです。 ★今日、車を運転していて、ふと思い出した言葉がありました。 「妻ほど、魅力のない女性はいない。 がしかし、その人妻である妻ほど、他の男にとって魅力的な女性はいない。」 です。 結婚したり、付き合いが長くなると、「慣れ」が生じて、マンネリになって、 つまらなく感じられたりするのですが、 「他の人から見れば、どれほど魅力的な女性に見える事か…!?」という事です。 新鮮さがありますからね。 ★脳科学者の中野信子さんが、 「男女の恋は、大体、9ヶ月から3、4年で冷める!」 と言っていました。 それは恋のトキメキホルモンが脳内に段々と出なくなるからなのです。 つまり、2人の関係性が落ち着いてきて、 お互いに慣れてきた!という良い面でもあるのですが、 あのトキメキだけが恋や愛だと思っていると、物足りなくなるのです。 しかし、 では、「どうしたらいつまでもラブラブでいられるのか…?!」を脳科学の面から考えると、 答えは、「新規探索性を満たす事!」だそうです。 要するに、2人の間に、新しい刺激を与えてあげ続けることなのだそうです。 中野信子さん自身が、「夫婦の恋は3、4年もすれば、冷める!」と言っていたのに、 「なぜ、いつまでもラブラブ夫婦でなのか…?!」 と質問された時、 「私の夫は変わった人で、私を変えようと致しません。 <ああ、あなたはそういう人なのですね!>と言って、 そのままの私を受け入れてくれます。 私は脳科学が専門で、彼は芸術が専門です。 常に、お互いが新しい学びに挑戦していて、お互いがお互いにとって新鮮なのです。」 とお答えになっておられました。 ★どうですか…?! 配偶者を、自分の思い通りに変えようとしてはいませんか…?! 新規探索性を満たしていますか…?! 最近、新しい料理作りましたか…?! いつも同じ安定ののお袋の味も最高ですが、 ちょっと違った新鮮さ!というスパイスがあると、 パートナーとの関係性がいつもフレッシュでいられるようですよ。 ★「うちの父ちゃんはダメだ!」と、いつも否定されていたら、 旦那さんも、やる気が失われます。 奥さんも、またしかりです。 ここはひとつ褒めてみませう~♪ 「何か買って欲しいの…?!」とか言われそう。 笑w できれば、妻は夫を一日3回褒める。 夫は妻の話を黙って10分聞く。 こんなところからチャレンジしてみては、いかがでしょうか…?! 自己肯定は他者肯定。 自己否定は他者否定。 他者肯定は自己肯定。 他者否定は自己否定。 裏と表の関係なのでした。 とりとめなく、語ってしまいました。 今日もお付き合いを頂き、ありがとうございます。 最近読んでいる本をご紹介して終わりにしたいと思います。 加藤諦三先生の本「うまくいく夫婦 ダメになる夫婦の心理」です。 いろいろなパターンの夫婦が取り上げられていて、とても為になりました。 本日もご訪問を頂き、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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