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カテゴリ:アメリカ
今回の旅行でなく、前に行ったときの写真ですが。なので、番外編。
サンディエゴではトロリーが走ってますが、ブルーラインにのって30分ほど郊外へ向かっていくと、メキシコの国境につく。写真はオレンジラインですが、電車は全く同じ。 ここから歩いて、メキシコの街ティファナ Tijuanaに行くことができる。そしてビザなしで72時間滞在できることになってるのだそうだ。国境を越えるときは、よく遊園地の出口にでもありそうな、バーを回転する扉を抜けるだけ。アメリカは出て行く人には、かなりいい加減。 ティファナの街は、サンディエゴとは別世界。何がというと、下水のような匂いが漂うし、違法すれすれの薬屋が軒並み乱立しているし、お土産を売る現地の人のしつこい勧誘がすごい。アメリカは特に薬も薬局で買うので、バイアグラ、ロゲインどころか、スタチン系の高脂血症の薬までまとめ買いでもしにくるのだろうか。 ちなみに写真にビートルが写っているが、メキシコではこの古いビートルが人気で、最後まで生産していたと聞く。 お昼ご飯をどこで食べるかというのも、誰かが持ってきていた「地球の歩き方」の「屋台では火が通っているものでも危ない」という記述におびえて、結局、「地球の歩き方」に書いてある店しか怖くて入れなかった。 味は何を頼んでもおいしかった。でも、ハラペーニョに衣をつけて揚げてあるのがあって、ほとんどはピーマンのようだが、運が悪いと激辛といういい加減さ・・ 周りを見渡すと、いつの間にか数組の日本人のグループが。やはり考えることは同じだね。「地球の歩き方」の威力はすごいもんです。写真は流しのバンドが歌いたいというので、「Besame mucho(ようはこっちがこれしか知らなかった)」を歌ってもらってるところ。 メキシコからの不法移民も後を絶たないようで、帰りはなんと厳重な入国審査がある。明らかに日本人にみえる旅行者には甘かったが、ここでうっかりパスポートを持たずに来たりすると、大変なことになると思う。 国境が陸続きなだけに、メキシコからの不法移民は問題になっているようだ。以前にメキシコ政府が砂漠をわたってアメリカに不法入国するときに、安全に渡るためのガイドブックを発行したことがあって(引用記事)、物議を醸し出したことがある。それに今回の旅行でSan Diego Freewayで不法入国者が横断するので注意という標識を教えてもらった。普通の動物横断注意と同じ色なのだが、家族3人というもので、写真を撮れなかったのでブログから引用させていただく。(引用ブログ)これだけ、向こうでは身近だということなのだろうが、ブラックユーモアにしか感じないけどな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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