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2023.03.23
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226話の感想はこちら​​​​​​​​​ ​<<■>>​​​​​​​​​228話の感想はこちら​




​​​​​​​​​​​「気に食わないけど、気になる。」

タツマキさん、
それ(少女漫画なら)
間違いなく恋のはじまりです
ハート(手書き)ウィンク


​前回の「穿いてた」ショックから2週間、
待ち遠しかったような
早かったような最新話。

ONE版104~106撃目あたりの
流れを下敷きにしながらも、

タツマキの内面に
かなり踏み込んだ回でした。

まさかここまで描写されるとは
思ってもみなかったですよ!



​​
※【以下、画像・解説は公式より】



ワンパンマン
原作/ONE/漫画/村田雄介

時代が求めたニューヒーロー『一撃男』と言えば?!?
『WEB界のカリスマ』と『最強ジャンプ遺伝子』の
超強力タッグが描き出す!
平熱系最強ヒーロー“サイタマ”の日常ノックアウトコミック!!


となりのヤングジャンプにて​「ワンパンマン」連載中です!

​​

◆原作/ONE,作画/村田雄介
「ワンパンマン」227話 (感想)

​内容のネタバレ普通に含みます​。​​未読の方はご​​注意。



前回もそうでしたが、
今回も原作補完と言うべきか、

登場人物、特にタツマキの心情・立ち位置・過去など
物語の骨組み強化感半端ないです。

おおまかな今回の流れは
​​​
・サイタマもう一度吹っ飛ばされ

 フォルテがリベンジを断念する

・タツマキさらに荒ぶり
 出力の限界を感じるレベルに至りつつも、

・ブラスト以外に全力をぶつけられる相手として
 サイタマとの戦いが楽しくなる

・サイタマ無傷

幼少時のタツマキ回想

 〇フブキが力に目覚めたのも姉がきっかけと判明
  →タツマキが妹を守る責任、責務を抱くことに

 〇タツマキのブラストへの精神的依存

・フブキとフブキ組の覚悟

・さりげにサイタマの過去を少々含みつつ、
 「今弱くても」

 「そいつの限界がどこかなんて誰にもわかんない」
 ​けだし名言。​

・タツマキがサイタマの言葉に耳を貸すようになる

ヒーロー協会本部に異変あり
​​​

​​​​​​​​​​​​​

私、​前回の感想​で、

「ここまでタツマキの心情を描写したからには
 次(今回)のダメージ回が重くなるのでは……」

と懸念や不安を抱いておりましたが、

そんなことなかった!

むしろその重さが過去補完となって
物語の土台をガッチリと固めて、

サイタマはいつも通りとしても、
タツマキ&フブキ姉妹の心の動きと行動とが
読者側にも理解しやすい形で描写され、

存在していたそれぞれの心の鬱屈が
何も意図していないながらも
サイタマの言葉や行動によって
かなり綺麗な形で解消されてゆくという、

とてもスッキリとした
ひとつながりの物語の締め方になっていると感じました。



それにしても、

今回は本当に
タツマキの内面にさらに大きく踏み込んで、

「強くなった自分を認めてほしい」
「生き方の指針を与えてほしい」

という

これまで​育ち切れなかった満たされなかった望み、
回想中の幼女姿で表現されている
タツマキの心の一部分を

まずは、

ブラストと同等に
自分に向き合うことができるサイタマが
タツマキの強さと努力を
ストレートに全肯定。

さらには、

「基本スキに生きりゃいい」
「暴れたいなら人のもん壊すな」
「そこだけ守れば大したヒーロー」

というサイタマの言葉が
図らずもタツマキへの答えとなるという流れ。



これ、タツマキの望みを叶えるのと同時に
タツマキの中でサイタマの存在が
ブラストと同じレベルにくるフラグだと思われますが、

それの何よりの証明となるのが、

下矢印この場面!!



(画像は村田版​「ワンパンマン」227話より)


……これ、
気づいた人も多いと思われますが、
単なる「頭に手をぽん」という
慣れ親しみという意味だけではなく、


以前描かれた下矢印この場面


(画像は村田版​「ワンパンマン」182話より)


ブラストが幼いタツマキを救い出し、
強すぎるヒーローの心得であり、
かつタツマキにとっては救いでもあり呪いにもなっている

「家族を守ってあげなさい」
「いざという時に誰かが助けてくれると思ってはいけない」

という言葉を授けた時との
見事な対比になっているんですよー!!

つまりはタツマキの中には、
今回のサイタマのセリフの内容

「好きに生きろ」
「壊すな」
「それだけ守れば立派なヒーロー」

が、上記のブラストのセリフと同じくらいの重みで
刻みつけられたのではないかと。


こういう物語の組み上げ方
本当に大好きですー!

「過去と現在と未来が
 繋がりをもちながら一続きになっている」

「何でもない出来事や行動が何かの象徴になっている」

ドラクエ1~3をリアルタイムで数年にわたりプレイしてきて
3のアレフガルド到達時に涙したことがある人なら
きっとこの気持ちをわかってくれるに違いない……!


今回は本当に
物語としても漫画としても
凄く力のある回でした。

次回はヒーロー協会に一事アリということで
「ネオヒーローズ」絡みの話に移ってゆきそうですが、

また色々なヒーローたちが登場するかなと
ちょっとワクワク中ですさくら



​​​​​​

​​


ところで、

今回は本当に凄い回だったと思いますが、

正直に言うと、ONE版105撃目の

地中から頭半分出したハゲが
渦巻状に地面を抉る

あの場面はぜひ村田絵で見たかった……泣き笑い






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最終更新日  2023.10.06 19:12:11
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