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aki@ Re:年末恒例 :2023年のあれこれ(01/01) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
和邇乃児@ Re[1]:紫陽花と富士塚とボッチャと坂と 後半(08/13) みっしーさんへ いつもコメントありがと…
みっしー@ Re:紫陽花と富士塚とボッチャと坂と 後半(08/13) 素晴らしいですね 坂の町東京

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2022/12/14
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カテゴリ:ゲーム一般
今回の記事は、hal_99さんの「​ボードゲームに関わるエトセトラAdvent Calendar 2022​」の12月14日分として書かれたものです。

昨日は、珍ぬさんの「Interplay」という名の異なる二つのゲームと、それを題材に「不偏ゲーム」の概念について考察した記事。

興味深い内容でした。
いやぁ、ほんとにまだまだ知らないゲームがあるものです。

***

さて、この企画に参加するにあたって、最初はクイズをやろうと思ったんですよね。
クイズ作るのも解くのも好きなので。

そうしたら、Twitterですごく良く出来たボードゲームクイズが公開されていて、これには勝てないなぁと思って、諦めました。

次に「ボードゲームって人生ゲームみたいなやつですか」っていう質問を今年久々に受けたので、これに対する『適切っぽい答え決定版』、みたいな記事を書こうと思って実際半分ぐらい書いてみたのですが、なんの面白みもない気がしてきてこれもお蔵入り。(いつか公開するかも)

で、結局、今日の記事のタイトルは

「ちょっとズラして面白い!」

基本のシステムはこれでもかってぐらい古典的で、ありがちに思えるんだけど、ちょっとした小さな工夫で感動的に変わる。そういうゲームに今年もいくつか出会ったので、それを書いてみることにしました。

1.スリーブロックス(ダイソー)



いくつかの形状の異なったピースを決められたスペースにぴったり収めなさい、というゲームは極めて古典的なパズルゲームで、今最もポピュラーなのは「ウボンゴ」でしょうか。

ところが、この「スリーブロックス」は、盤面は5×5の正方形で固定。
置くピースも、写真にあるように灰色のテトロミノ3つで固定。他のピースはありません。

これでもって、お題(写真では左上)にある空白(白地)ができるようにピースを置け、ってわけです。

いやもうこれ、天才としか言いようのない所業。

簡単に見えて、ウボンゴより結構難しい。
(問題により難易度は違いますが)

これがダイソーで税込み110円で買えるってのもまた驚きの現実w

​2.ピンコンビトリオ(小学館)​



基本大富豪なんですよ。
ピン、つまり1枚出しなら、前の人より大きな数字1枚を出せる。
コンビ、つまり連番2枚出しなら、これも前の人より大きな数字の連番2枚が出せる。
(カード構成が1~80の一枚づつなので、同じカード複数枚出しはありません)

ここまではありがち。

でトリオ、つまり3枚出しのルールにちょっぴり捻りが効いていて、差が同じになるよう3枚出せる。
つまり、2・5・8とか4・11・18とかそんな感じ。(前者は3差、後者は7差ですね)
で、前の人より大きな「差」になるように出す。

つまり、30・33・36(3差)より1・5・9(4差)が強いのです。
これにより、単純に大きな数字が強いとは限らなくなり、バラバラの数字でも大逆転がありうる。
出せても敢えて引くの選択も生まれる。

なんで思いつくかね、こんなの。

​3.グリーンファイブラ(倦怠期)​



基本は切り札(紫)あり、マストフォローのトリックテイキング。

秋のゲームマーケットだけでも非常に数多くのトリテが新たに世にでました。
その中でもこれは新しさの方向が一際尖ってる。

このトリテの特徴は見た通り、裏が全部「緑の5」
一定のルールに従って、ワントリック中一人だけ裏向けに緑の5として出せる。

この発想が先にあって、これでゲームとして成立させるために得点ルールを調整したのかもしれない。

私はこれ、TCGでマニアがやる「裏スリ」(カードを入れるスリーブの裏側に、同じ種類のカードの表面を入れること)から思いついたんじゃないかと勝手に想像してるんだけど、違うかなw

これもまた、なんでそんな事思いつくかな系です。

***

で、書き進めつつ調べ直して気づいたのですが、これ全部、倦怠期の新澤大樹氏作なんですわ。
すごくない?

もしかして、たまたま私に波長が合ってるってだけなのかもですが、おススメですぞ。

***

ちょっとしたズラしでイノベーションが生まれることは、ビジネスの世界でも起こる事です。
すばらしい発想と、発想を活かす調整、製品にして世に出すエネルギー。
どれが欠けても実現しない。

もう新しい物は出ないだろう、そう思っても、まだまだきっと可能性は残っているものですよね。

***

単なる新澤さん推しの記事になっちゃった気もするけど、結果論なのでしょうがないw

面白そうと思ったら、是非プレイしてみてください。

明日は、ようがくじ「不二の会」向井真人さんの「お絵かき系紙ペンボードゲームについて」
私もお絵かき系は好きなので、楽しみです。





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Last updated  2022/12/14 12:12:21 AM
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