熊本で撮影した815系
熊本県内の電化路線の主力として活躍する815系です。815系は1999年の豊肥本線電化完成に合わせて登場した車両で、熊本県内の豊肥本線と鹿児島本線、大分県内の日豊本線で主に活躍しています。写真は熊本駅で撮影したN003編成です。815系は、アルミ製の車体とドア部分などに施された赤色が大きなポイントで、ヨーロッパの電車のようなお洒落なデザインです。国内で初めて、日立製作所が開発した「A-Train」(客室や運転台など各部分を予め製造しておき、それを接合することによって車両が完成する工法)が採用されており、コストの低減が図られています。豊肥本線内で活躍する815系N012編成です。豊肥本線では主力として活躍しています。815系の車内です。ロングシートで、1人ずつ独立した座席となっています。ドア部分や先頭部には黄色が配されていて、明るい車内を印象づけています。車内の車番は直に書かれています。製造銘板は日立の標準的なものとなっています。車外の車番表記は、一文字ずつ□で囲われたJR九州独特の表記方法です。