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今日は午後に、湘南唯一のハーブ専門店、ハーブクマさんのお店にお寄りしました。
とても素敵なお店でした。 死因第3位の脳卒中は、第2位の心疾患と同じ血管の病気で、合わせると第1位のがんと匹敵します。 疫学調査が進む中でいろいろなことがわかってきています。 運動習慣のある方は発症リスクが極端に低いそうです。 とはいっても、運動の大きな副作用の活性酸素の害を防ぎ、使いすぎ障害を起こさないためには心拍数管理をしたウォーキングがベストだと思います。 *************************************************************************** ◆女性は冬、高齢男性は春が危険。年齢・性別を問わず月曜日は要注意 鳥取県で17年間に発生した1万2529件にのぼる脳卒中発作の疫学研究から、脳卒中の発症パターンに年間(季節)変動と曜日による変動という2つの周期性が見られることが明らかになった。 鳥取大学医学部保健学科教授の倉鋪桂子氏らが6月24日のポスターセッション「Risk Factors」で報告し、注目を集めた。 倉鋪氏らの研究グループは、鳥取県が1985年に県の事業として開始した脳卒中登録事業で1985年1月1日から2001年12月31日までに登録された初回発作1万7056件のうち、40歳以上の1万2529件について解析した。解析は一般的な退職年齢を考慮し、40~59歳の若年群(2116人)と60歳以上の高齢者群(1万413人)に分け、性別、年齢群別に実施した。 まず、週間変動では、男女、年齢を問わず月曜日の発症率が高く、日曜日には最低になる傾向が見られた(p<0.01)が、高齢群よりも若年群で日曜日と月曜日の差がより大きく、仕事のストレスの影響を示唆する結果が得られた。特に若年女性では、日曜日の発症が約11.3%なのに対し、月曜日は約17.2%で、週明けにはいきなり脳卒中発作リスクが日曜日の1.5倍強に跳ね上がることが分かった。若年群の男性では日曜日の約12.6%から月曜日には約17%に急上昇した後、火曜日には約14.3%に急減し、火~土曜日はほぼ14%前後で一定だった。 これに対して高齢者群では、週内の変動幅は男性で約2%、女性で約3%と、若年群の半分程度で、日曜日に最も低く月曜日に急上昇する点は若年群と同様だが、なぜか男女とも木曜日にいったん急上昇し、3~4日というサイクルで変動していることが判明した。特に男性では月曜日よりも発症率が高かった。 一方、季節による変動は、若年群、高齢群とも女性の方が強く影響を受けていた。若年男性は年間の変動幅が2%強なのに対して、若年女性は6%弱と3倍近い差があった。どの群でも夏が最低になり、冬の方が発症が多かったが、高年齢男性は冬よりも春の発症が多かった。 倉鋪氏らは脳卒中の種類別の変動パターンも分析している。虚血性脳卒中(CI)はほとんど季節変動がないのに対して、脳内出血(CH)は高齢群で夏に対して春に1.52倍(p<0.01)、くも膜下出血(SAH)では若年群で冬に1.38倍(p<0.05)と大きな変動があった。虚血性脳卒中は逆に週内変動では、若年群で日曜日に対して月曜日が1.53倍(p=0.01)と変動が見られた。 倉鋪氏は世界脳卒中学会が発表したプレスリリースのなかで、「季節変動は自然環境や日々の活動に、週内変動は仕事とストレスに影響を受けていると考えられる」としている。今後、分析が進めば、月曜日には特に休憩時間を設けたりフィットネスを奨励するなど、組織的な予防活動への応用も考えられ、興味深い。 (出典:MedWave) ◆虚血性脳卒中発症リスク、身体活動度高い人は数十分の1に 活発に身体を動かす人は虚血性脳卒中になるリスクが劇的に低くなるという研究結果がデンマークから報告された。これまで考えられていたより関連性は強く、最も活動的な人はほとんど運動しない人に比べ、発症リスクは数十分の1以下になっている可能性があるという。 デンマークのBispebjerg大学病院神経科のThomas Truelsen氏らが6月24日のポスターセッション「Risk Factors」で発表した。 研究は虚血性脳卒中の発症者に対する運動(歩行)の影響を見る無作為化臨床試験「ExStroke」(2003年11月に開始)の予備研究の一部として実施された。虚血性脳卒中患者133人(男性68人、女性65人)と性・年齢を一致させた対照群308人(男性165人、女性143人)について、身体活動度の国際的指標であるPASEスコアを比較する症例対照研究を実施した。 PASE(Physical Activity Scale for the Elderly)は、米New England研究所のRichard Washburn氏らが開発し、1993年に発表した指標で直前7日間の身体活動を面接か電話による聞き取り調査で調べ、点数化する。一般成人の場合、身体的活動度は0~361点の範囲になり、点数が高いほど活発なことを示す。 本研究では、症例群のPASEスコアは平均75.7、対照群は118.8で有意差が見られた(p<0.001)。虚血性脳卒中の発症リスクとPASEスコアは極めて強い関連性を示した。最も活動度が低い0~49点の群に対し、最も活動度が高い150点以上の群の発症リスクは実に50分の1以下で、PASEスコアが25点増えるごとに発症リスクは32%に減少することが明らかになった(95%CI:0.20-0.41)。 身体的活動自体が虚血性脳卒中の発症リスク減少をもたらすのではないとしても、活動的な生活習慣が低い脳卒中リスクを保つ可能性を強く肯定する研究報告であり、脳卒中発症リスクの高いアジア各国にとって、運動症例の有力な根拠の一つになりそうだ。 (出典:MedWave) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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