いつもありがとうございます。
急激な温度差が引き金になるようです。
脱衣室、トイレなどは要注意場所なので温めているご家庭も多いと思います。
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季節的な影響を受けやすい病気として知られているものに、心筋梗塞や脳卒中があります。例えば、冬の季節病ともいわれる心筋梗塞の発症は、気圧や気温などの気象の変化と深い因果関係があることが報告されています。
一方、脳卒中も寒い時期に起こりやすいことが知られています。これらの病気が冬に多い理由として、危険因子の1つである高血圧との関係が挙げられます。一般に血圧は、春から夏にかけて低下し、秋から冬にかけて上昇するからです。なお、冬に血圧が上がるのは、寒さによる血管収縮のためと考えられています。
日本で高血圧患者95人(男性38人、女性57人、平均年齢56歳)を対象に、1994年12月から1997年9月にかけて行われた研究の結果。夏は7月15日から9月15日、冬は12月15日から3月15日と定義し、この間に一度ずつ、6カ月以上の間を置いて血圧を計測しました。患者は、計測を先に冬に行う群と夏に行う群に無作為に割り当てられました。男性、女性に分けた上で、収縮期血圧(最大血圧)と拡張期血圧(最小血圧)を、24時間計測と起床時の計測で調べました。いずれも、冬の方が夏よりも血圧が明らかに高いという結果が得られました。
日本で行われた研究。東京都内の心臓救急に携わる医療機関計54施設が参加する東京都CCUネットワークに、1982年1月から1994年12月までの13年間に収容された患者を対象に、急性心筋梗塞や心不全などの発症数やその年齢、季節変化などを調べました。その結果、発症が最も多いのは12月で、次いで3月、1月となっていました
(出典:NIKKEI BP)
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