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オリビアが戻ってきた!!
お帰りなさい。もう、とにかく完璧な帰還でした。 ストーリーもはらはらさせて面白かったし、何と言ってもベンソン刑事の勇気のある行動や諦めない姿勢が光っていました。 やっぱり、オリビア・ベンソンは偉大なキャラクターだと思いましたね。 チェルシー・アーンデイルがレイプされた事件の裁判で、弁護側が決め手となるDNAを採取したオリビア・ベンソン刑事を証人として出廷するように要求する。 しかしオリビアがFBIとの潜入捜査でNYを離れている事は隠されており、ノヴァク検事補は対応に苦慮する。 そのオリビアは現在オレゴン州で、過激な環境保護団体のテロ活動を探るため、自分も環境保護活動家として潜入していた。 川を汚染しているフィッツモア製薬会社に対するデモ中に、オリビアは警官ともめた仲間をかばおうとして、自分も殴られ気を失ってしまう。 病院で目覚めたオリビアは、警官への暴行という身に覚えのない罪で逮捕される。 保釈後、オリビアは保安官から、フィッツモア製薬の従業員、カール・ダンフォードが殺害された件で、自分の容疑を取り下げる替わりに、殺人の情報を提供するように求められる。 オリビアは潜入している団体は穏健で殺人とは関わりはなく、写真を見る限り性犯罪からみの殺人だという見解を述べる。 オリビアを担当するFBIのポーター捜査官は、殺人事件には関わらないで潜入捜査に専念しろという。 しかし、諦めきれずオリビアはフィンに連絡を取るなどして、独自の捜査を始める。 ダンフォードの自宅を調べたオリビアは、ダンフォードの元妻デブラが荷物を持ち出そうとしているのに遭遇、デブラは元夫が小児性愛者だったという。 デブラは、ダンフォードが当時12歳のベビーシッターに手を出しているのを知って離婚したという。夫の殺害については否定し、被害者の親が犯人なのではないかという。 ノヴァク検事補は、チェルシーの精神状態が不安定で、これ以上裁判を引き延ばせないので、FBIにコネのあるDr.フアンからオリビアの担当者に連絡をしてもらうように頼む。 オリビアはダンフォード家のベビーシッターだった女性に会って、自宅のガレージの下に隠し部屋があったという話を聞き出す。 実際に行ってみるとそこには子供部屋があり、血痕と凶器が残っていた。オリビアは保安官に通報し、現場で見つかった指紋から、7年前に10歳で行方不明になったブリトニーが監禁されていたことが判る。 その後なぜか、ポーター捜査官がブリトニーの失踪捜査を担当することになり、オリビアは環境テロリストの潜入捜査から外される。ターゲットの組織の首謀者は逮捕されたので、元の職場に戻れというのだ。 しかし、オリビアは関わった性犯罪を最後まで見届けたいと、強引にポーター捜査官の捜査に加わる。 実はダンフォードが殺された夜、男女のヒッチハイカーが目撃されており、ブリトニーの両親が住んでいた家の近くで降りたという通報があった。 オリビアは監禁されていたブリトニーが安心できる場所に戻ったのだろうと考え、一家が所有していた山小屋に向かう。 そこで、7年間の監禁生活から逃げ出したブリトニーを発見するが、精神的に不安定で両親には会いたくないという。 オリビアは長期の監禁でストックホルム症候群の状態になってしまったブリトニーの心を開き、ダンフォード殺害の自供を得る。 ブリトニーは逃げ出したくて殺したのではなく、大人になったブリトニーの替わりに、ダンフォードが幼い子を探すと言いだしたので殺したという。 フアンからの伝言を聞いたオリビアは、急いでチェルシーの裁判に出廷する。 潜入捜査で勇ましい活動家を装うのも良いけれど、やはり犯罪の捜査となると、オリビアは生き生きしていましたね。刑事の血が騒ぐというか、見過ごすことはできないのでしょう。 不当逮捕した保安官代理が捜査の邪魔をしてきて、それを逆に告発しようと強い態度で接するのが彼女らしくてとても良かった。 そりゃ本物の刑事なのですから、何でも知っているわけです。 そしてその態度から、保安官はすぐにオリビアの素性を見破っていたのですが、指紋を採られた時はどうなるのかとハラハラしました。 それと、バックアップも銃も持たずに、夜の被害者宅に侵入するというのも、考えれば考えるほど怖い話ですよね。 ところで、うなされながらエリオットの名前を何度も口にしていたオリビア。 「よほど大切な人なのね」と突っ込まれのたのは、この先一体どういうストーリーに持って行くつもりなのでしょうね。 ポーター捜査官は、オリビアと組むことが何だかうれしそうで、「君のパートナーがうらやましい」とこれまた気になると言えば気になる発言です。(爆) まさかと思いますがとにかく、ベタベタな恋愛関係にはならないで欲しいと思います。 オリビアが執念で突き止めた少女がとても痛々しかったですね。 幼い時に誘拐されているので、精神的にも支配され洗脳されて、犯人がいなくなってもまだ目に見えない檻から逃れることができない。 そんな被害者に接することができるのは、これまでずっと傷ついた被害者たちを救ってきたオリビアだからこそ。 チェルシーもまた、地獄を見た時にオリビアによって力づけられて立ち直ってきたのでしょう。「彼女ならきっと来てくれる」という信頼を裏切るはずがありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 24, 2011 03:09:21 PM
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