|
カテゴリ:Major Crimes ~重大犯罪課
ストローに関する新たな事実の暴露があって、目が離せません。
プロベンザたちも後少しで真相に迫りそうだが、いつ突破口を見つけることができるのか。 それにしても部下に待ったをかけるメイソンは、昼行灯だったテイラーよりさらに困った副本部長ですね。 グウェンドリン・ストローは1992年に社会保障番号が使われて以降、記録から姿を消していた。 国税庁で番号を変更したかどうかはっきりせず、証人保護プログラムで身を隠している可能性がある。 ただ、社会保障庁で確認するには令状が必要だ。 それを聞いていたディラン(カール)は、早速ハッカーグループに情報を求める。 グウェンドリンは裕福な家庭に育ち、20歳の時にタイラー・ストローと結婚した。 フィリップ・ストローは1969年に生まれ、グウェンドリンは父の死亡後、離婚してオハイオ州で豪邸を購入した。 その後、ジム・ベクテルと再婚したが、1986年にフィリップを寄宿学校に残したまま、ジムとその連れ子タミー、グウェンドリンはカリフォルニアに引っ越した。 重大犯罪課を訪れたタミーは、義理の兄との生活についてあまり覚えていないと言いつつ、連続殺人犯としての兆候を感じていたという。 そのフィリップのことで両親は喧嘩を繰り返しており、ある夜大喧嘩の末、グウェンドリンは出ていったという。 それからフィリップは母の行き先を訪ねにジムにつきまとっていたが、依然として行き先はわからなかった。 ただ、タミーが高校を卒業した時に、グウェンドリンから手紙と1万ドルを送ってきたという。 手紙はパサデナの消印があり、住所はデタラメだったが、おそらくそこに住んでいたのかもしれない。 メイソンは社会保障庁にかけあってみるという。 ディランはハッカーの一人からグウェンドリンの今の名前を聞き出すことに成功する。 ガスが差し入れを持って重大犯罪課を訪ねると、ボードに張ってあるストローの写真に気づく。 シャロンが死んだ日にレストランでストローと接触していたことがわかり、プロベンザはストローがLAにいる目撃者を得たと勢いづく。 レストランの防犯カメラの映像を取り寄せチェックすると、何箇所か映像がカットされている場所があった。 結局ストローの映像はなく、警備会社のシステムでハッキングは無理だというが、これこそ証拠だとプロベンザはいう。 メイソンはただでさえ、関係者の警備などで経費がかかっているのにと、否定的だ。 しかし、グウェンドリンが現在アビゲイル・アトウッドという名前でサンマリノにいることがわかったという。 グウェンドリンは認知症を患い、介護人と暮らしている。 自宅を訪ねた重大犯罪課に介護人は今朝、若い男が訪ねてきたという。 グウェンドリンはフィリップの名前を聞いて、「ついにメアリー・ウェリントンを見つけたのね」という。 メアリー・ウェリントンは1985年オハイオ州で行方不明になり未解決事件となっていた。 フィリップと同じ学校に通っており、メアリーが被害者ゼロの可能性がある。 グウェンドリンから更に情報を聞き出すため、ジョー先生が面会することになった。 幼い頃からフィリップは他とは違う子で、高校生のとき「まずいことをしてしまった」と打ち明けたという。 グウェンドリンは正当防衛だったという言葉を信じたふりをして現場に行き、状況を理解した。 メアリーはすでに死亡しており、グウェンドリンは息子を守るため夫の仕事関係先の建築現場にメアリーの遺体を埋めたという。 誰もフィリップを疑わなかったが、メアリー失踪のニュースを見てジムはフィリップとの関係を察したのか、質問していた。 グウェンドリンはタミーの安全を考えた末フィリップを寄宿学校に預け、一家でカリフォルニアに引っ越した。 それでも、夫には内緒でフィリップを訪れていたという。 それがジムにバレて、夫婦は離婚することになった。 数年後、メアリーを埋めた家で火事があり事件が発覚したかと怯えた。 また、ストローがロースクールに通っていたアナーバーで少女が2人行方不明になる事件が発生し、先生の一人がフィリップの関与を疑ったという。 グウェンドリンはフィリップに会って、金を渡して国を出るようにいうつもりだったが、結局自分が去って名前を変え、息子を見捨てたのだった。 何事も金で解決しようとした自分が悪かった、逮捕されても当然だという。 重大犯罪課はメアリーが埋められた家を掘り起こすよう依頼し、アナーバー署にも事件を照会中だが、そこにハント・サンフォードという男が現れる。 アビゲイルの息子で、今日の警察の訪問に苦情を言いにきたという。 それを聞いていたディランは、自分が探していた、グウェンドリンの金を管理しているハントに出くわす展開に驚く。 ハントは3歳の時に父親がアビゲイルと結婚したため、彼女の息子として育ち、今は彼女の面倒を見ているという。 重大犯罪課はハントに、ストローとグウェンドリンの秘密について説明する。 しかし、そんなことは母の妄想だと信じようとしない。 プロベンザはハントとグウェンドリンにも警護をつけるべきだというが、ハントは警察の警護など信じないので必要ないという。 グウェンドリンの家の中にもカメラがあり、今朝訪れた若い男のことも映っているかも知れないというので、早速録画したSDカードを取り寄せる。 ディランはローカルのメモリーならハッキングしようにもできないと焦るが、バズが重大犯罪課のモニターに写した時にハッキングを試み、顔が識別できる直前にデータを破壊することに成功する。 うーん、いいところで終わりますね。 あの不鮮明な画像で「カール」がストローの共犯者だと早く気づくことができると良いのですが。 バズたちも携帯の電池がやけに減るのか早いと、気づいてほしいですね。 ところで、お気に入りの売春婦の家の前で写真を撮っていたのはストローなのか? 最初からブロンドに関心があったストローが、エラに目をつけて、ディランから奪おうとしたのか、それとも「殺人スイッチ」を解除するためにエラを人質にするためなのか。 姿を消しているノーラン刑事の行き先も気になります。 フィリップの生い立ちを知って、ラスティが自分と共通点が多いと思うのもわかります。 でも、同じような境遇でも欲望のままにシリアルキラーになり、法律を利用するストローと、シャロンに出会って法律家を目指そうとするラスティとはまるで違います。 むしろストローの方がラスティに共感して、殺さないのかも知れないと思ったり。 ラスティと一緒にいろ、と言われてうれしそうなガスと「僕たちはカップルじゃない」というラスティが興味深いですね。 なんとなく、あのままガスの粘り勝ちになりそうです。 息子を守るというグウェンドリンの母親としての気持ちはわかるけれど、最終的に息子を捨てて逃げてしまった。 しかもお金持ちだから男性が寄ってきたのか、恋多き女性だった。 ストローの目的は年老いた母から盗む事なのかな、殺して恨みを晴らすことなのかな。 次週が待ち遠しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[Major Crimes ~重大犯罪課] カテゴリの最新記事
|