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カテゴリ:NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S20-
『アルグン・ディア』
新シーズンプレミア。 本国では脚本家のストライキがあったため、本エピソードの放映は2024年に入ってから。 昨年亡くなったデイヴィッド・マッカラムを偲び、称えるエピソードを準備するには十分時間がありましたね。 オープニングクレジットの見納めです。 日本での放送はかなり間が空いた印象ですが、個人的には「グッド・ファイト」のゲイリー・コールを見ていたのでそれほど寂しくはなかったです。 ほんと、良い役者さんですね。 キャラクターでも漢というか、かっこいいし、こういう人をキャスティングできるところが長寿番組ならではなのでしょうね。 前話の続き。 翌朝、FBIがトーレスを殺人容疑で逮捕した。 パーカー以下、大騒ぎで状況を把握しようとするが、FBIのガードは固く、NCISが公式に捜査に関わることは止められる。 それでも被害者モーリス・リヴァについて調べ始めたところ、NCISに元JAGのルシア・キャンベルが現れ、弟のために弁護をするという。 ルシアによると、30年前に母親とルシア、トーレスは事件を目撃した母親と共にマイアミに移住しており、その際にリヴァの世話になったという。 しばらくは親しい関係だったが、リヴァは母の個人情報を盗んで詐欺を行うようになった。 母親は通報しようとしたが、リヴァに暴力を振るわれ、家族もリヴァに支配される日々を過ごした。 しかし、ある日突然リヴァは姿を消したという。 トーレスはリヴァへの復讐に取り憑かれ、捜査官になった。 ルシアはいつか正義の鉄槌が下ると弟を諭し続けたが、刑務所に潜入中のトーレスから「あいつをついに見つけた」と連絡があった。 弟を見捨てないというルシアと共に、NCISもトーレスの容疑について調べ始めるが、NCISのコンピュータがロックされた。 FBIのローズ捜査官がNCISがトーレスの共犯かどうか捜査しているという。 トーレスの自宅を捜索すると、チーム宛のメッセージ動画があり、リヴァの死亡時間の1時間前に「家族を苦しめた男を殺す」と宣言していた。 リヴァの現在の恋人はマルタ・デ・レオンという移民で、トーレス家と同じように息子が詐欺罪に問われ刑務所に入っている。 マルタはリヴァに疑いを持っておらず、恋人が殺されたことを嘆いていた。 マルタはリヴァのPCを提出すると約束する。 ジミーとジェシカはリヴァの遺体を霊柩車ごと盗み、NCISで検死することにする。 今のところ、トーレスが容疑者となったのはリヴァの指輪に残る指紋だけで、凶器は見つかっていない。 しかし、トーレスは弁護士をつけずに非公開で罪状認否を行ったことがわかる。 FBIのコルファックス捜査官は司法取引でトーレスが有罪を認め、非公開で弁護士もつけないのは本人の希望だという。 しかも、判決が出るまでは先日まで潜入していたブランズウィック刑務所を希望している。 捜査官であることが受刑者らに知れ渡っており、ロシアギャングの部下も残っていて危険だ。 厳しい状況だが、NCISにFBIの何者かから捜査資料が届いた。 マルタから提出されたPCはサイバー部のカーティスが暗号解読を引き受ける。 刑務所に戻ったトーレスはさっそくレイムンドに接触するが、レイムンドは自分の味方を殺したとトーレスに反発する。 ジミーはリヴァの死亡時刻が1時間ずれている事を指摘し、トーレスにはアリバイがあることがわかった。 それなのに、なぜ自白したのか。 NCISはトーレスがルシアをかばったと考え、ルシアが死亡時刻に現場にいてトーレスに電話をしていることを突き止める。 レイムンドの心を開くことができないトーレスは、受刑者たちに襲われ怪我をする。 パーカーはルシアを連れてトーレスに面会を求め、ルシアは誤解を解く。 トーレスはリヴァを目の前にして殴り合いにはなったが、殺すことはできなかった。 ルシアはトーレスがリヴァを殺すと考え現場に止めに向かったが、トーレスの姿はなく「アルグン・ディア(いつの日か)」というメッセージを送ったという。 それをトーレスは姉が殺したと考えたのだった。 リヴァの金の動きを追ったところ、海外口座にレイムンドの詐欺が報告された日に25万ドルが入金されていた。 その他にも大金が入金されていたが、最後にリヴァが口座にアクセスしたのは、マルタの持っていたPCからだった。 NCISがマルタの自宅に急行すると、凶器の銃があり、置き手紙があった。 マルタは殴られて倒れていたリヴァを見つけ、問い詰められリヴァはレイムンドの詐欺について認め、マルタに襲いかかった。 マルタは身を守るためにリヴァを撃ち、姿を消した。 NCISに資料を送ったのはローズ捜査官だった。 ローズはコルファックスを批判して首になり、欠員のNCISサイバー部門にやってくることになった。 トーレスはパーカーに辞意を伝えるが、パーカーはこの仕事に向かない人もいるが、一緒に力を合わせて頑張るしかないと、却下する。 そこに、思いがけない知らせが入る。 撮影自体は先シーズンと同じ時期に行ったのでしょうね。 マルタはリヴァ殺害の容疑がかけられて、移民の身分も危うくなりますが、息子の詐欺容疑はトーレスが力になって晴らすべきでしょう。 それにしてもやたらトーレスが暴力的なのが気になりましたが、改めて、この扱いはきっとパーカーの後任はトーレスなんだろうなと思いました。 これで家族の問題も一段落して、後は酒のコントロールくらいか。 ウィルマーは制作側によほど気に入られているなと思います。 ジェシカはギブス伝授のエレベーター技を使って、ローズを説得したのが大きかったですね。 ローズが嫌味なコルファックスではなく、真実に仕えるという心意気は今後も大いに期待できます。 ジェシカとジミーの葬儀会社の人、はとても良かった。 良いカップルだと思うし、この先も続いてほしいです。 カーティスくんはかなり古くから登場していますが、準レギュラーになっても良いくらいの存在感ですね。 来週は永久保存だな。 予告を見ただけで、涙が出ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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