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玄海原発3号機のポンプから「1次冷却水1.8トンが漏れた」という。
ポンプというのは1時冷却水の浄化やホウ素濃度調整をするポンプのことで、9日深夜に九州電力が明らかにしたと毎日新聞に書かれている。 九電は、同じ日の午後にも、佐賀県・長崎県・報道機関に3号機の異変を伝えていたが、冷却水が漏れた事実は発表しなかったそうだ。 9日深夜にわかった九電の説明は「1次冷却水はコバルトなどの放射性物質を含んだ汚染水で、原子炉補助建屋内のピットと呼ばれる回収ますに出たが、回収。外部への影響はない」 というもの。 毎日新聞はさらに、こう書いている。 「九電は、温度上昇の警報が鳴った約4時間半後の9日午後3時半以降に佐賀、長崎両県、同6時ごろに報道各社にポンプの異常のみを知らせた。汚染水漏れについては、報道機関の 問い合わせに、事実関係を認めていた。九電によると、汚染水漏れが設備内にとどまっているケースでは法規上、公表する必要はないという」。 ここで九電の話が引用されており「1次冷却水の漏れは原子炉補助建屋内にとどまっており、広報する必要はないと判断した」と説明されたそうだ。 何だろうねぇ、この無神経さは。 東電福島第1原発の事故による放射能汚染がひとびとの生活を壊し、食べものや飲みものに毒を混ぜ、世界各地に運ばれる物品を放射能でによって数え切れない、15万人ものひとびとが自宅を離れざるを得ない状況だというのに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.01.31 18:45:58
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