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テーマ:世界の石達(476)
カテゴリ:風の石達
「ラピスラズリは世界でも限られた場所でしか採取できない貴重な石です。現在売られているラピスラズリは、明るい青に白が混じっていていますが、以前は純粋青原石が産出されていて、濃い青色の石ほど高価なものといわれています。 1984年にチリの国石として指定され、アンデスの花とも呼ばれています。」 これはチリの観光サイトからの引用です。 現在は、黒まで入ってしまっていますね^^;;;。 拡大図でお分かりかと思いますが、黒の中に金色(パイライト)が光っていることから、黒もパイライトのようです。白はドロマイトといわれます。カルサイトと書かれてある本もあります。青は全般的にアフガンのものよりも淡いようですが、部分的にはかなりアフガンに近いところも少しあります。 補足: チリは銅で有名で、タ-コイズに似たセルレアイトという鉱物が沢山採れます。ですから、てっきりそれがチリの石かと思っていました。 でも、これもラピスラズリの魔力かもしれません。 ラピスはスカルン鉱物で、準長石の仲間です。 日本のような珪酸分の多い花崗岩マグマからは準長石が生じないので、日本での発見は難しいと思います。もし、部分的にこのように青く染まった石が見つかったらニュ-スになるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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