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2012年03月05日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
キャシテライトというからわからない。
錫石といえ、そう怒られそうです。
そういう私も鉱物のカタカナ名をずいぶん忘れてしまいました。
そういえば、その昔茨城県笠間市の山の中に冬に入り、
イノシシをおそれながら、
大正鉱山跡をさがしてうろうろ。
ようやくお目当ての錫石の小さな自形結晶がついた石を見つけて、
その結晶をはがし、持ち帰りました。
ところが、家に帰って見るといくら探しても
その結晶様がおかくれあそばして
、どうやら天国へ旅立たれたご様子。
他に持ってきた数個をルーペで見ると、
一個にようやく結晶が水晶結晶に交じって光っていました。

キャシテライト=錫石=二酸化錫です。
金属錫の主要鉱石でもあります。
花崗岩マグマの熱により熱せられた高温の熱水鉱床の石英脈に
析出するのがタングステン重石や錫石など。
ついでにトパーズや蛍石も付随する場合がありますが。
この石の指をさした部分がキャシテライト=錫石だと思います。

suzuishigennseki.jpg


というとマレー半島は花崗岩がたくさんあるようなので
錫石もたくさん採れます。
その出方は、上記のような山の石英脈にあるのではなく、
それが風化して砂のようになって川に流れます。
錫石は重く、風化に耐えるので、
流れの淀んだ部分に集中して濃集します。
長い年月のうちに川でなく土に埋もれたりもします。
それを掘り出すのです。

下の写真は掘り出している様子です。典型的な露天掘りですね。
川か池を掘っているので、浚渫(しゅんせつ)と書いてあります。
昔はクアラルンプールの近くのいたるところが掘られたようです。
その巨大な堀のいくつかは現在池や湖のようになっています。

昔、すずは青銅の成分として使われました。
その後耐食性の良いすずはブリキとして鉄の表面に使われました。
でもいまはそれほど多く使われなくなり、価格も低迷したままです。
錫の世界的な産地だったマレーシアもいまはあまり掘っていません。

天然ゴムも減少し、錫も減少の一途。
石油も今はありますが埋蔵量的には
それほど先々まで明るくはないようです。
でもリッター60¥は日本の約半値で、魅力的ですよね。
と言うことでマレーシアは次世代を担う産業の近代化が急務なんですね。
日本だって、お家芸の大半が韓国中国などに追い抜かれてしまいました。
とても他人事ではありません。しかもどこの国の真似もできません。



syunnsetu.jpg

家に帰ってから、先日片づけをしていたら、
錫の合金であるピューターのコップが出てきました。
表面に鋳物のきれいなレリーフがあります。
確か昔昔ドイツで買ったもの。
この錫は一体どこの錫?





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Last updated  2012年03月10日 14時24分01秒
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