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熱帯地方でのデング熱の危険性が最近特に高まっています。
デング熱とは、日本脳炎と同じように、 熱帯縞蚊やヒトスジシマカが媒介するウイルス感染症です。 マラリアがジャングルでやられるのに対して、 こちらは都市部で流行しますのでやっかいです。 私たちが訪れた地域はマラリアの心配はほぼないそうですが、 デング熱には注意が必要だと言われました。 もともとは東南アジアの風土病だったともいわれますが、 現在では世界中の熱帯地方都市部で 流行をくりかえすようになっています。 ワクチンは現実的にはありません。治療薬もありません。 対症療法と自身の免疫力勝負です。 かかると40度以上の高熱がでて、 あちこちが痛くなり、発疹がでます。 一週間ほどで熱が下がり、やがて回復するようですが、 中にはデング出血熱といわれる 血小板が異常に減少して、体内で出血がおこり、 血液がどろどろになって循環不全をひきおこし、 そのままでは死にいたる状態に陥る場合もあります。 日本で発症すると誤診されるかもしれません。 回避するにはとにかく蚊にさされないことです。 心配性の私はこれを聞いてから、 強い蚊よけスプレ-を持参し、短パンはさけて、 半袖の上からパーカーをはおるなど、 リゾ-ト気分が半減する残念な服装状態になりつつあります。 でも今回ペナン島ではタクシー観光が突然まいこんできたので、 ついつい写真用に着ていた短パン半袖状態で 街中を歩きまわることになってしまいました。 蚊よけスプレーもうっかり忘れてしまいました。 で、気がついたら刺されていました。 またペナン島の空港でも刺されてしまいました。 気が付いたら足首あたりがすごくかゆいのです。 こちらは後から考えると一週間も違和感があったので、 蚊ではなかったのかもしれません。 デング熱は潜伏期間が3日から10日程度。 帰ってから10日たつまでは、毎日熱が出ないかと 心配が続きました。 おかげさまで無事でした。 デング熱はよく二回目に感染すると デング出血熱を発症しやすいと言われます。 これって、一回目は感染しただけ、 つまり発症しなくてもそうだというのです。 結構感染しただけが多いといわれます。 だからまだまだ熱帯地方に行くときは用心が必要です。 いやな病気が広まってきたものですね。 日本人旅行客の百人前後が年間に罹患しているそうです。 なお相棒は全然そんなことは気にしないタイプ。 うらやましい性格です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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