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2012年09月29日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
大きな湖を横目に見ながら、さらに進むと、
あの有名なループが見えてきます。
ループで標高を稼ぐ山岳鉄道独特のもので、
ランドバッサー橋とともにこの路線の名物となっています。

実はトンネルの中にもル-プがあるのです。
日本では急勾配の場合スイッチバックをよく採用しますが、
それでは列車を止めてしまうから
このル-プ方式になったのでしょうか。



昼近くにイタリア国境の町テイラーノに無事到着。

322.JPG

ランチは今日もホテルで調達した手作りサンドイッチ。
テイラーノは標高が400程度なので、暑さもかなりです。

駅近くのお店でジェラートをほおばり、写真撮影後、
一緒に乗ってきた日本人女性に別れを告げて、
12:50ごろの普通列車で戻りました。
この町は小さい町で、
レストランもさほどおいしくないという情報があり、
なによりモルテラッチ駅で途中下車して
ハイキングするのが本日の一番の目的だからです。
時間はたっぷりとはありません。

帰りの列車は窓が開くので良い写真がたくさんとれました。
近くの座席では大きな犬を連れたイタリア人家族が
普段着でわいわい騒いでいましたが、
標高が上がると次第におとなしくなりました。
ちょっと高度慣れには時間がかかるのかもです。

351.JPG

帰りの写真をいくつか載せます。
帰りのほうが普通列車なので窓が開いて
ガラスの映り込みがない、よい写真が取れます。
所要時間は急行も普通も同じなのです。
まずはル-プ橋です。
ループの中にはいると、左旋回しながら登ります。
336.JPG

振り返って後ろを見ています。
これもおよそ百年前の建造物なんですね。

337.JPG



湖です。
344.JPG

ポスキアーボ谷を上ります。
帰りののぼりは相当きつくて、
こんな列車にすごいパワーがあると驚くほどです。
日本ではこんな急勾配は乗ったことがありませんし、
そういう路線自体がないと思います。
雪が降るとスリップしそうです。


348.JPG

振り返ると、湖がはるか下に見えます。
ここを氷河が多い尽くしていた時代があるのですね。
349.JPG

さらに標高を上げていきます。
350.JPG

行きと同じ氷河がみえてきました。
そろそろ2000m近くになってきました。
353.JPG

アルプグリュム駅では皆さんビールやワインを飲んでいました。
うらやましい限りです。

356.JPG

ここも氷河が2筋見えますね。だいぶ後退しているようですが。
自分の目の前に展開されている風景に不思議な気持ちになります。
366.JPG

こんな高所でも牛さんが放牧されているんですね。
そういえばユングフラウでもそうでした。
368.JPG

これがモルテラッチ氷河です。
ベルニナ・アルプス最大の氷河です。

376.JPG

452.JPG


サンモリッツの少し前にあるモルテラッチ駅で下車して、
そこからモルテラッチ氷河までハイキングのハイキングです。

行きはのぼりのため、すぐに息が上がってしまいます。
標高2000m越えをゆっくり歩いていく。
相棒は平地とほとんど変わりないとのこと、うらやましい。
周りの高山植物や木々、アルプスの岩石、山々
氷河源流の白く濁った渓流を眺めながらのハイキングは最高です。
大きな岩の上に横たわっての日光浴カップルもいます。
列車に乗っていたイタリア家族もいます。

この道をずっと歩いてあがっていきます。
384.JPG

今日は暖かくて絶好のハイキング日和。
ハイカ-の服装は平地と変わらず。
私たちはブルゾンや長袖シャツなど
防寒対策をしてきましたが、
それらをみんな捨ててきたい気持ちになりました。
日ごろの心がけのおかげと勝手に解釈です。
406.JPG

この氷河の先端は過去にはもっと手前まできていたのですが、
温暖化の結果なのでしょうか、次第に後退しています。
1990年にはここまでとか、標識も立っています。
地球の変化を感じますね。

413.JPG
温暖化のおかげでなかなか終点にたどり着きません。
途中、蛇紋岩や変成岩や花崗岩の岩をたくさん見ました。
きれいな高山植物も見ました。
はみなさん健脚で、
私たちがどんどん遅れてしまいます。
大きな岩の上に寝転んでいるカップルもいます。
403.JPG

1時間以上かかってようやく氷河の先端が見える所へ
たどり着きました。
電動車いすの男性と健常者の女性のカップルに出会い、
写真を撮っていただきました。
とっても仲むつまじそうなお二人、
おふたりだけの時間が流れているようでした。
それにしても電動車椅子で
どうやってここまで来れたのでしょう。
道にはごろごろ石があり、
1箇所水が道路を横断して流れているのに。

ここが氷河の先端が見える位置です。
もっと近寄りたかったのですが時間もないのでここで終了。
419.JPG

青い氷河の色がよくわかりますね。
黒い部分も中は光が通れば青いのです。
このベルニナアルプスでは一番大きな氷河だそうです。
むかしツェルマットでゴルナグラ-トから
氷河(万年雪?)の上をスキー滑走したことを思い出しました。
雪をスキーの板で削ると、青く見えました。
あのころは3000M以上でも何も問題ありませんでした。

433.JPG

振り返って見ると、こういう景色でした。
ここもみごとなU字谷ですね。
氷河期にはここも氷河が多い尽くしていたのでしょう。
行きはずっとのぼりだったので、
意識的にユックリ歩きましたが、
帰りはくだりなので楽チンです。
全然高所だと感じません。
435.JPG

イタリア人の家族が前に歩いています。
446.JPG

帰りの電車がないと困るので急いで戻りました。
でも駅にきたらちょっと前に列車がでたばかりなので
30分ほど待つことに。
光に透けて緑が映える針葉樹林の森を眺めて、
目と体を休めました。
山の上のほうを見ると、
岩自体が緑色をしている領域があります。
緑色岩が出ているのでしょうか。

そうです。
2億年前にはテ-チス海だった場所が、
今自分の前にアルプスに姿を変えてそびえています。
この地球の営みの雄大さに比較すれば、
人間個人の営みのどんなにちっぽけなことかと、
そういう気にもなりますね。





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Last updated  2012年10月02日 06時50分33秒
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