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カテゴリ:櫻井秀勲の目
顔の「法令線が1センチ伸びると、6歳老けて見える」という調査がある。ロート製薬で全国の20~40歳の男女、450名を対象として「たるみに関する意識調査」をしたところ、こんな結果が出たとか。
法令線とは鼻の両脇から口辺に向かって下がるもので、若いうちは、ほとんどない。法律を命令する線という意味なので、特に若い女性には出にくいものだ。それだけに、1センチ長くなったら、とても老けて見えるだろうし、表情も、かわいさがまったく消えてしまう。 極端にいうならば、この線をつくらなければ、いつまでも若々しい表情を保つことができる。実は最近、警視庁では、老け顔の研究をスタートさせた。警察がなぜそんな研究を? と思うかもしれないが、これは犯人の手配写真が失敗しつづけているからだという。 「似ていないモンタージュ写真を使っても、犯人情報は出てこない」という街の声も強いため、顔がどう変化していくかの研究を、一からスタートするらしい。それというのも、昨年6月に逮捕されたオウムの高橋容疑者が、手配写真と似ていないというので、危うく逃げられるところだったからだ。 特に少年少女期から青年期になるとき、あるいは中年にかかるとき、さらにサラリーマンは、定年前と定年後を較べると、まったく同一人物とは思えないほど変わってしまう。 恐らく年を取ると、法令線が長く伸びる、という基本的な点も知らなかったのではあるまいか? 特にこの線は、苦労する人のほうが長く、深く刻まれる。犯罪を犯した人ほど、強く伸びる可能性も強い。 自分自身でも、一体顔のどの線で老けが目立つのか、鏡を見てよく研究してみたらどうだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/02/01 02:41:06 PM
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