「霊界にいる方とお話ができる」という霊能力の持ち主が小社を訪れた。名前はまだ伏せておくが、これまで私は何人かのすぐれた能力の持ち主と会っている。マスコミにいた関係者で、超有名な方でも取材できたからだ。
もちろんそれらの中には、怪しげな人もいるが、目の前で奇跡とも思える技を示してくれた人もいる。たとえばマッサージに例を取ってみよう。このマッサージ師の中にも、強く揉んで肩のコリをなくす人もいるが、まったく軽く触っているだけで、筋肉が柔らかくなったり、痛みが完全に消える技をもっている人もいる。
つい先日もそういうマッサージ師に会って、その場でやってもらったのだが、奇跡のように痛みがなくなってしまったのにはびっくりした。どの世界にも能力の高い人はいるものなのだろう。それはともかく、昨日会ったときに私は、この方に太宰治、松本清張、川端康成、三島由紀夫先生の霊を呼び出していただいた。
当然のことだが、死は誰にも突然訪れる。それでも病で逝く人は、ある程度こちらにも心の用意ができるが、三島さんのように、決起の意志が読み取れなかったときには、別れのいいようもない。一体どういう気持ちだったのか、こちらの思いも伝えてもらいたいこともあったので、呼び出していただいたのだ。
川端先生も突然の自殺だったが、実はこれが自殺の原因ではないか、という恐ろしい話を私は知っている。それを話してみたかったのだ。これにも答えをいただいたが、ほぼ当たっている。ということは、この霊能者はまったく何も知らないにもかかわらず、私が知りたい答えを引き出してきたのだ。これについては、いつか本に書こうかと思ったほどだ。
また改めてもう一度呼び出していただこうか。
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