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2chより
面白い意見。日本人はあらゆる場面で職人であり、人に取り入る商売人ではないことが良くわかる。 そして良く言われるように自分でしくみを作るのが苦手。 :地球の裏側 ◆/lYVcP7um2 [sage] 投稿日:2012/10/29(月) 04:14:37.67 ID:Z7hDVebc [1/3] はっきり言おうか。 すでに中韓の家電品の絡繰りは途上国ですらバレてる。10年壊れない製品と、2年で壊れる 製品なら、価格が倍違っても、10年壊れない製品を選ぶ。 貧困層へ中韓製品が売れるのは、手が届くか届かないかの差。手が届けば多少高くても日本 製品を買う。日本メーカーの失敗は、貧民を全く信じなかった事。途上国の金持ちの意見だけで 製品を売った。この辺で中韓と差が出るのは民度の違いで致し方無い。 途上国で、きちんと日本のような販売網を作り、金融というのは金持ちの為にある途上国の事情 をきちんと勘案出来ていれば、今からでも十分勝てる。他に方法が無いから自社クレジットで売る 販売店に、それに対応した仕切りを行うだけで良い。 日本メーカーは現地の代理店に任せきり。なおかつ代理店が売りやすくなる助力もしない。 個人の与信力がゼロに等しい途上国で、これで売れという方が無理だ。 だから途上国で中韓勢に市場を食われてる。製品のアイディアとかじゃない。安いイコール価格 だと思い込むのは間違いだ。同じカテゴリーの製品で片方が$1000、もう一方が$500として、普通は $500が売れると思い込む。ところが、$1000は10回払いで変えるが、$500は3回払いしかできないなら 貧困層にとっては$1000の製品の方が安い。途上国では金持ちの方がヤヴァイというのは常識。 だから現金払いが主流になる。貧乏人は請求された金を払ってしまうから貧乏なんだ。 少なくとも途上国での販売ってのは、こういう事を知るのと知らないのでは、雲泥の差ができる。 中韓製品は、安かろう悪かろうであっても、貧困層が手の届く値付けをして、手の届く販売方法を メーカー自体が後押ししてる。たとえそれがその国では違法であっても。異常に潔癖なくせに、 人の機微を理解しない経営者層がコンシューマーアイテムでの日本衰退の原因です。 49 :水先案名無い人:2012/11/08(木) 12:48:11.38 ID:3WWdJM320 645 名前:地球の裏側 ◆/lYVcP7um2 [sage] 投稿日:2012/10/29(月) 17:23:03.82 ID:Z7hDVebc [2/3] おいらの書いた事が日本人に理解されない、ってのはその通り。 ローン事故率については、ブラジルの話を書いておこう。 おいらが最初にブラジルへ行った頃、会社が自社で業務用車両を持つと、安くない固定資産税が 掛かった。大きな仕事を請けて、急速に業務拡張の必要が有る企業にとって、頭が痛い問題だった。 そこでおいらが、業務用車両を社員個人が購入するアイディアを出した。つまり会社が社員に貸し付け して車を購入する。ただし貸し付けの条件として、返済終了までは業務に使用する(本人使用)。 これだと車の登録は個人になって、会社税務への負担はない。 このアイディア、一笑に付された。車を買ったら、会社へ来なくなる。そんなバカなことできない。 ってね。市中の金融機関も同じ考えだった。ところが、94年からのプラン・レアルでインフレが収まり レアル価が対ドルでレート変動が固定されると、ブラジルの車メーカーに在庫が溜まりだした。 音を上げた車メーカー、車のローン販売対象を拡大する相談を銀行とした。銀行はアブナイの一点張り だったが、ローン事故で回収した車を一定の価値でメーカーが引き取る事で合意が出来、それまで与信 不可だった層にローン販売が可能になった。 当初銀行はローン事故率を30%以上に見積もっていたらしい。そのため年間利息21%っていうえらい高利息 のローンだった。ところが蓋を開けてみたら5年経っても事故率は5%以下。それもほとんどが延滞事故で 支払い未了、特に75%以上不払い(ほとんど最初から払わない)は1%以下だった。これには銀行もびっくり。 それでも、決めた利息は利息、みんな払ってるから、銀行はウハウハ状態。車メーカーはローンで購買層 が一挙に増えた事で、在庫解消どころか、納車2ヶ月待ちなんてのが当たり前に・・・ 50 :水先案名無い人:2012/11/08(木) 12:48:41.91 ID:3WWdJM320 これでブラジルでは銀行ローンが爆発、車に限らず家電製品、不動産、なんでもかんでもローンが付け られるようになった。単価の安い家電なんか、今では無利息12回払いなんて当たり前。まぁ、家電も車 も自国内生産だから、こういう事が出来るんで、これが輸入ものだと、販社も輸入代金の支払いには法的制限 があるから利息無しは無理。うまい具合の貿易障壁にもなった。 事ほど左様で、貧乏人相手の商売は、客の手が届く範囲に支払額を抑えれば、割と確実に払ってくれる。 逆に金持ち、特に途上国の金持ちってのは、分配の不公平を利用して金を作ってるわけで、初めから信用 できる人間じゃない。それが理解出来なかったのが、日本の経営者です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年11月12日 21時20分16秒
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