羽曳野市 法泉寺
2019年1月18日参拝
羽曳野市にある法泉寺に伺いました。
門前に二台ほどの駐車スペースがあります。
厄除子安観音とありますが、調べたところ元は近くの聖徳太子にゆかりのある野中寺の別院とも奥の院とも言われる寺院だそうです。
本尊 聖観音立像は元は野中寺に安置されていたものとのことで、河内六観音巡礼の野中寺 聖観音はコチラの観音さんなのでしょう。
ただ、野中寺で尋ねたところ、太子堂脇侍の聖観音立像が札所本尊だと言う事で新たに位置付けられたのか、もともとそちらが札所本尊なのかはさだかではありません。
山門
本堂にあがらせていただきました。
詳細は、羽曳野市教育委員会のサイトをご覧いただくとして、大切に守っていきたい仏像です。
先代の引き継ぎもなく一昨年に病死され、御子息が跡を継がなかったと言う事で、他寺の住職がコチラを兼任されている状態だとの事で、境内の手入れはされていますが、本堂の拝観、朱印の対応などは要予約となっております。
手探りで対応頂いている状態です。
御朱印も数十年前に河内西国三十三ヶ所の札所であった時期のものである為、当時、旅先でのスタンプ集めが流行った時代の主流であったスタンプ朱印が今も利用されているようでした。
今の主流である宝印に墨書きで、本尊名や寺院名を入れる方式に変えるよう提案してみようかと考えています。
かつては、地元檀家さんに向けての催事も頻繁にされていたような形跡があり、このまま歴史の波に埋もれさせてしまうのはあまりにももったいないと思います。