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2010.06.21
カテゴリ：乳がんー気を付けている事
前立腺がんの専門家であったフェア医師がかなり進行した直腸がんの告知を受けた。 余命は数カ月。 でも看護婦の妻はあきらめなかった。 あなたの体質をケアする時がきたようね。と言った。 ヨガや瞑想を実践し、食べ物に注意を向けるようになってからすこしずつ変わっていった。 がん研究に関する国際誌に３００以上もの論文を発表してきた口うるさい外科医だった彼 が、穏やかで、落ち着きがあり、愛聡のいい人に変わったのである。 彼は、ともに時間を過ごす、相手を自分の意思で選び、その人たちに出来る限りの心配り をするようになった。がんにかかってから数年後、自分の体や心や周囲の人々との 新しい関係のおかげで、自分自身の姿に気づいた。 そしてようやく、ずっと心の底で望んでいた人物に変わる事ができた。 私はすでに、同僚の予想よりも数年も長生きしています。科学者の立場では、それだけで 何かを証明しているとは言えません。単に運がいいだけだったかもしれませんが。 ですが、ひとつだけ確信していることがあります。それは、たとえ私がこれまで自分を助け るためにしてきたことが延命につながらなかったとしても、前より意味のある生き方をさせ てくれたことには違いない。ということです。 がんになったことがきっかけで、長い間、軽蔑していた体質改善をいう治療法が 安らぎと満足感を与えてくれることをしったのだ。これまでまとっていた鎧をすっかり脱ぎ すてたような気がした。他の多くの患者と同じように、他人の意見をきにすることなく、 自分にとって本当に大切なものに注意を向ける事ができるようになった。 そのお陰で、幼いころから、慣れ親しんできた”競争で常にトップになる”という役割か かいほうされたのである。 リラクゼーション法、瞑想、ヨガを教えている心理学者がいる。 患者たちが本来の自分になるためにの力を見出し、心の奥底に秘めらえれた価値観に 自分自身を出来るだけ近づけるようサポートするのである。 彼がサポートするのは、治癒不能と診断され、余命数カ月と告知された患者が多い。 患者ちは次のように語っている がんは私がこれまで歩んできた人生と目的を新しい方向へと導いてくれました。 私はより大きな自分になるように全力を傾けました。 以前の私は、エリートコースをただ走っていただけです。でもこの先もう長く生きられない かもしれないという事実に直面した時、そういったものすべてはやがてなくなるのだと 気づきました。私の人生の重心が移動したように思えました。今は人生を以前よりも奥深 く感じられるようになりました。
私はルールを守ってみんなに気に入られようとするタイプでした。今の私は診断を受ける 前よりも自分の居場所を心地よく感じています。それは間違いありません。。
こうしてほとんどの患者が、かつては許されなかった選択を行ったり、ときには ノーということに真の喜びを見いだせるようになったのだ。
このような変化は体が本来もっている防御力を刺激する方法をはじめ、患者たちが 実践する治療法の中にも表れる。転移性がんになってから１０年以上生存した３人の 女性について、他の患者と異なる点をたずねたところ、彼は次のように語った。 三人ともがんだからと言って、とりたてて周りの注意をひくようなことはせずに、いつも 冷静で落ち着いていました。でも自分自身のためにすることとしないことの意思ははっき ともっていましたね。治療法も、内容によって、受け入れたものもあれば、拒否したものも あったのです。そして彼女たちは、内なる静かな強さによって生き生きとしているように 見えました。 私もガンになって、自分に正直に生きられるようになりました。 ガンになってしまったけど、、再発もするかもしれないけど、がんに感謝です！ でも、気付くことが出来なければ、生きれる長さも違うでしょう。。
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